エリザベスのレッスン
アレクサンダー⑥で書いたことが気になって加筆です。
エリザベスのレッスンから得たことがあれかー、
なんかもっと、ここが良くなったとか、
これができるようになった、とかじゃないの?
違うんです。
小手先のことはレッスンで扱わなかったです。
今思い返してみると、
私自身にどういう習慣を持っているのかに気づかせることもなしに、
私の習慣から出たところの動きを体験させてくれて、
身を任せられる安心感を得られ、本当になされるがままでした。
レッスンが終わるとその新しい体験の元に動いていて
本当に身体が軽いし、気持ちも軽くなっていました。
ただ、一回限りのレッスンだったからかもしれませんが、
身体の使い方を良い方向へエリザベスが導いてくれました。
テクニックを教えてはくれなかったのかもしれません。
その頃の私にはテクニックを教わってもわからなかったかもしれません。
エリザベスが導いてくれた使い方を
意識的に使えるようになることが、テクニックが身につくということ。
コンシャスコントロールができるようになることがレッスンの目的の一つ。
そう考えると、エリザベスは、こんな世界があるんだよ、と
そういうことを教えてくれたのかもしれません。
それがアレクサンダーテクニックを身につけることで見られる世界。
まだまだ道半ばです。
*写真は私がレッスンの帰り彼女のフラットの玄関で撮らせていただいたものです。お気に入り。
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