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できた!ほんとに?

「だれでも正しくありたいと思う、
しかし自分で正しいと思っていることが
正しいかどうか、だれも立ち止まって考えない」

そうなんですよ!
私たちはついつい立ち止まることなく
判断をしてしまうんですよね。

アレクサンダーさんの言葉なんですが、
彼は自分自身の体験を通して発言していたそうです。


誰かに言われたことや
どこかから仕入れてきたものを
自分で「できた!」と思えた時には、
言われたことや仕入れてきたものが
できていると普通に思ってしまうんです。

ほんとに??

ほんとうに言われたこと
仕入れてきたことができているのでしょうか?


言われたことや仕入れてきたことが
できているのか、私はかなり懐疑的です。

なぜって?
私たちは動くときのパターンを持っていて
通常はその中からで動くことになるからです。
しかも固定観念が強く働きます。

もし言われたことや仕入れてきたことが
自分の動きのパターンにない時には、
誰かの助けなしにはそのようには動けないと思います。

助けがあったとしても動けるかどうか。。。


正しくありたい、って
ほんとうに手強い習慣で。。。

レッスンで動きのガイドをしても
抵抗されることが多いんです。
生徒さん自身はそっちに導かれているのはわかっているのに
どうしてもそっちに行けない、なんてことはよくあることです。

自分の動きのパターンにないものは
間違いとさえ思ってしまいます。
自分の中では正しくないんです。

だから積極的に、あえて
間違っていると思うことをすることが重要なんです。

そうすることで自分の中にはない
動きのパターンを経験することができるんですよね。
経験して始めて習慣から抜け出せるかもしれない。


正しくありたいを正誤判断することなく
立ち止まって考えることができる、かも。



自覚なく間違っていると思っているものをやることって
かなりハードルが高いんですよ。
自分の中の正しいを横に置いていくということなんで。

そのことが怖いということとして出てしまった記事です。

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