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リリトレ式トレーニングの効果・メリットをわかりやすく解説

「トレーニングの効果」は、
”トレーニングの目的”によって大きく変わります。

なぜなら、目的によって、
「鍛える部位」も、「鍛える意識」も、「鍛え方」も大きく変わるから。

そして、「リリトレ式トレーニングの目的」は、
心身の不調と歪みの改善”です。

この目的のために、「体幹の筋肉(コア)」を、「良い姿勢を意識」しながら、「自重&スロトレ」で鍛えます。

今日伝えたいのは、

心身の不調と歪みの改善のためにリリトレ式トレーニングをやると、”不調と歪みが改善する”以外にも、様々な効果があるよ

ということです。

トレーニングは、効果を意識する・しないで、大きく効果が変わります。

(痩せるためにトレーニングをすれば痩せるし、マッチョになるためにトレーニングすればマッチョになります)

リリトレ式トレーニングの効果を知り、あなたの目的に合わせた効果を享受してください。

【効果①】
肉体的不調の解消

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リリトレ式トレーニングをすると、肉体的不調が解消します。

筋肉的な不調で解消できるのは、
肩こり・腰痛・背中のハリ・脚のハリ・冷え・むくみ」など。

内臓・脳的な不調で解消できるのは、
頭痛・便秘・生理痛・生理不順・慢性疲労・眠気・怠さ(・冷え・むくみ)」など。

あとは、”骨格の歪み”も改善します。
猫背・反り腰・骨盤の歪み・内巻き肩・頭部前方位・XO脚」などですね。

(もちろん、それぞれの不調の原理や解消法を理解した上で、トレーニングをしないと意味はないのですが)

トレーニングによって不調が解消できる理由

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トレーニングの効果
「なぜ、トレーニングによって、これら肉体的不調を解消できるのか?」というと、
それぞれの不調に共通する原因が、”筋肉の弱化”だからです。

【肉体的不調の原因】
筋肉が弱いと、体の重みを支えられないため、筋肉が硬直する
=肩こり・腰痛など
(→筋肉が硬くなることで、体を支えようとする)
【骨格の歪みの原因】
筋肉が弱いと、骨格を正しい位置にキープできないため、歪む
また、筋肉が硬直すると骨格を引っ張るため、歪む
=猫背・反り腰、内巻き肩など
(→あえて歪ませることで、関節を守ろうとしている)
【内臓・脳的不調の原因】
筋肉の弱化→歪み(猫背)により、内臓が潰れる
筋肉の弱化→硬直→血行不良により、脳・内臓に血液が巡らなくなる
=頭痛・便秘・生理痛など


簡単にまとめると、

筋肉が弱いと、筋肉が硬直したり、骨格が歪んだり、脳や内臓の機能が低下する

だから、筋肉を鍛えて強くすれば、色々な不調が解消する

ということです。

【効果②】
ダイエット・ボディメイク・美肌・美姿勢効果

トレーニングをすると、綺麗になります。

「綺麗」と言っても色々あるので、効果と理由を詳しく解説していきましょう。

⑴ダイエット効果の理由

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トレーニングをすると痩せるのは有名な話です。

痩せるには、「摂取カロリーより消費カロリーが上回ればいい」と言われていて、トレーニングはこれをクリアするのにもってこいです。

理由は以下の通り。

・トレーニングで、エネルギーをすごく使う(消費カロリーUP)
・トレーニングで、基礎代謝がアップする(消費カロリーUP)
・トレーニングで、食生活が整う(摂取カロリーDOWN)

実際のところ、トレーニングで消費できるカロリーなんて微々たるものです。

つまり、「食生活が整う」のが、最も大きなダイエットできる理由だと思います。


というのも、トレーニングをすると「変なモノを、変な時間に、食べ過ぎなくなる」のです。

「ダイエットのためには糖質を摂りすぎないほうがいいのはわかっている。
けれど、ついつい食べちゃう」

「お腹が空いていないのに、食べ過ぎちゃう」

「夜遅い時間に食べちゃう」

という方も多いと思います。

これは、「アタマ優位(ストレス状態)になっているから」です。

スマホ・PCなどの電子機器の利用のしすぎ、人間関係のイライラ、過労などの”ストレス”により、アタマ優位になると、過食や糖質摂取により、ストレスを軽減しようとします。


逆に、「カラダ優位(リラックス状態)」にするためには、体を動かすこと

トレーニングで体を動かすと、アタマ優位からカラダ優位にシフトします。

つまり、味覚や嗅覚が鋭くなり、”カラダのストレス(トレーニングによる肉体的ストレス)”により”アタマのストレス(電子機器や人間関係による精神的ストレス)”が軽減して、変なモノを脳が欲さなくなります。

その結果、食生活が整い(=「糖質の摂りすぎ」・「食べ過ぎ」・「不規則・夜間の多食」が減り)、痩せます。

(うまく伝わらないかもしれません。アタマとカラダ、それぞれに意思があるということ。日常生活でも感じられると思うので、意識してみてください)

⑵ボディメイク効果の理由

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理想の体型を作ることを、「ボディメイク」と言います。

個人的には、トレーニングはダイエット(痩せる)効果よりも、ボディメイク(引き締まる)効果が高いと思っています。

つまり、トレーニングによって直接的に体重は落ちなくても、筋肉が引き締まるので、体型が細くなる(痩せてみえる)ということ。

なぜか?
筋肉には、以下のような特性があるからです。

・筋肉が硬く、弱くなる
→その部分に脂肪がつきやすくなる
→その部分の肉が下がり、骨格が広がる
・筋肉が柔らかく、強くなる
→その部分の筋肉が動きやすくなる→脂肪がつきにくい(落ちやすい)
→その部分の肉が上がり、骨格が引き締まる

例を見てみると、わかりやすいかもしれません。

お尻に脂肪がつきやすい、お尻の肉が下がる、骨盤が広がる
→お尻の筋肉の弱化(硬直)

股関節が広がる=O脚、太ももの外側に肉がつきやすい
→内もも・お尻の筋肉の弱化(硬直)

お腹に肉がつきやすい、肉が下がる
→腹筋の弱化(硬直)

お胸が下がる
→胸筋の弱化(硬直)

二の腕に脂肪がつきやすい
→上腕三頭筋の弱化(硬直)

顔が太る、たるむ、大きくなる
→表情筋(頭の筋肉)の弱化(硬直)

こう考えると、ボディメイクってわかりやすいですよね。

細くしたい部位を、緩めて、鍛えれば、細くなる

すごくシンプルなので、ぜひお試しください。

⑶美肌効果の理由

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トレーニングをすると、肌質が上がります。

お肌のキメが細やかになり、ツルツルスベスベになります。

なぜか?
理由の一つは、「成長ホルモンの分泌量が増えるから」です。

まず、トレーニングをすると、「成長ホルモン」が出ます。
別名、「若返りホルモン」。

成長ホルモンには「細胞の新陳代謝を促す作用」があるので、この作用により、美肌になります。

実際、「美容外科」では注射により成長ホルモンを投与したり、
「加圧トレーニング」では、成長ホルモンの分泌を促すために、加圧を行います。

(加圧トレーニング=無酸素運動→筋肉に乳酸がたまる→成長ホルモンの分泌が促される)

ちなみに、成長ホルモンの分泌は加齢とともに低下するため、トレーニングをしないと、細胞が徐々に衰えていき、肌質も悪化しますので、ご注意ください。

成長ホルモンの増加以外にも、トレーニングにより、

・血液(リンパ)の流れが良くなる
・歪みが整い、内臓の働きが活性化する

などの効果により、お肌の質が向上します。


長々と解説してきましたが、
「トレーニングをすると綺麗になる」ということだけ覚えておいてください。

【効果③】
ストレスの軽減・メンタル強化

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「体をすっごく動かした後は、なんだか気分がいい」

「ごちゃごちゃ考えていたことが、どうでもよくなった」

という経験は、誰でもあると思います。

つまり、トレーニングをすると、ストレスが減る

トレーニングを続けると、メンタルが強くなって、精神的にタフになる(イライラしにくくなる)、ということです。

なぜか?

多分、この効果にも、ホルモンの分泌とか色々と理由はあるのでしょう。

個人的に気に入っている考え方は、「身体が強くなると、心も強くなる」です。

(健康に限らず、世の中には様々な”考え方”があって、どれを採用するかは”自分次第”ですよね)

トレーニングをして、筋肉が増えると、身体が安定します。

つまり、
座りっぱなし・立ちっぱなしでも、姿勢が崩れにくくなり、
電車に乗っても揺さぶられにくくなり、
ヨガのバランスポーズをとりやすくなる。

身体が安定すると、心も安定します

全く同じ出来事があっても、
その出来事を大きなストレスに感じる人もいれば、些細な出来事と受け流せる人もいる。

精神的に崩れやすい人もいれば、崩れにくい人もいる。
揺さぶられる人もいれば、揺さぶられない人もいる。

単純な性格にもよりますが、やっぱり、身体が強いと心も強くなるんですよね、感覚的に、なんとなくなんですけど。

ただ、”アウター”や”上半身の筋肉”ばかり鍛えていると、バランス的に不安定になるばかりか、自信過剰、無駄にプライドの高い人間になるので、
安定を司る”インナー”や”下半身の筋肉”を鍛えたいところですね。

【最後に】
トレーニングの効果を得るためには?

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トレーニングはすごく良いものです。
肉体的にも精神的にも美容的にも。

「なんとなく、筋トレしたほうが良いのかな」

と思っている人でも、これだけ多くの効果があると知ると、

「ちょっと、トレーニングしてみようかな」

と思えるのではないでしょうか?


ただ、これだけの効果を得るためには、
「なんのために?」を明確にした上で、色々な意味でちゃんと鍛えないといけません

下手なトレーニングにより、腰痛や肩こりが増す人もいるし、猫背がひどくなる人もいるし、脚が太くなる人もいます。

また、ほんの少しトレーニングをするだけでは、今回ご紹介した効果は得られないでしょう。

今回ご紹介した「トレーニングの効果」を得るために、トレーニングで意識したいポイントを次回、お話ししたいと思います。

あなたのトレーニングが始まりますように。

サポート!ありがとうございます☺︎