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介護って?

私は自動車事故で脊髄損傷し、一生歩けない一生排泄もできない一生車椅子の生活になっています。

こんな私には高齢の母がおり、認知症も進み、私たち夫婦、そして私の姉が懸命に在宅介護をしています。

私たちも介護職の方々にお世話になりながら生活をしている。上に高齢の母の介護あります。

高齢者には、介護保険と言うもので支援があります。この介護保険は、数年に1度更新と言う作業があります。

最近多いのは、更新の時期に、今まで要介護であったものが要支援になってしまう。
簡単に言うと、介護度が落ちると言う表現を私たちはします。

しかし、考えてみれば、年齢を大事に、介護度が落ちる。そんな事はほぼゼロに近いことになります。

それは私たち障害者も同じで65歳になれば介護保険にしてくださいと言う謎のルールもあります。
私たち障害者は65歳になったら健常者になるわけではありません。体中に障害を持ったまま歳をとっていくわけです。体の機能が上がるわけがありません。

高齢化社会は、健常者の人、障害がある方、難病の方、皆さんに関係をしときます。
俺は関係ない!
今そう思っている方、今日自動車事故にあって、私のように一生車椅子の生活になる方もいるでしょう。

高齢の方で俺は大丈夫、元気だから。と言いながら心不全になったり脳梗塞になったり。そんな方が地域の病院にはたくさん入院しています。
退院するときに、介護認定を受ける。満足いく結果が出ている方が何人いるのか。
現実には満足いく結果はほとんど出ていない、思ったほどの介護度は出てきていないんです。

そうしたときに、本人も悲しいのは当たり前ですが、在宅で介護をするご家族の皆さん。
人生も変わってしまいます。
私はそんな方々をたくさん見てきました。
今の日本は高齢化を止めることができません、かといって、慌てて少子化対策、これも無理があります。

すぐに解決する問題ではない、結果、先送り先送り、それで今まで来て結果的に導き出した答えが  

自助自分で頑張れ、

共助地域や施設で診てもらいなさい。

自分で頑張れないから、介護が必要になっているのではないかな、地域も高齢化が進み、自分の介護だけで精一杯になっている中、結果的に若い人にすべて残していく形になるのではないでしょうか。

介護職が少ない足らないよく聞く話です。しかしこれは今までの私たちのツケなんだと感じます。

私には大きなことができませんが、小さな事なら何かできるかもしれない。
今ヘルパーの資格を持っている方々の発掘をしています。たくさん資格を持っている方々はいらっしゃいます。だからこそ同じ思い、同じ意志を持っている方を探しています。
そうやって、自分たちの生きる道と言うものを地域で作れないかと考え活動しています。

中途障害者から見た、経験した世界を記事にしてまいります。是非サポートをよろしくお願い致します。サポートは大切に今後の活動に、そして生きること、諦めないこてに使わせていただきます。 皆様のお力をお貸し下さい。