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週末あいてるなら競馬場に行こう

気に入っている競馬場のことを書きたいと思います。

今週末は予定がなくて暇だなという方に競馬場へ行ってみることをぜひ勧めたいです。

いかがわしい印象をもつ人も多くいるのだろうけど、実際に行くといかにもギャンブル好きそうな雰囲気のひとを見ることはほとんどありません。ごく普通のひとたちばかりですし、家族連れや友達グループで来ているひとも多くいます。みんなが休日を満喫していて誰を見ても楽しそうにしています。

まず間近で見る馬が素敵です。筋肉が盛り上がった脚、つやつやの毛並み、凛々しい顔立ち、と実際に見ると迫力と可愛さを感じられます。大きなカメラを抱えて撮影目的で来ているひともいますが、被写体にしたくなる気持ちはよくわかります。

時間に縛られないこともいいことです。朝は10時から始まって、夕方4時くらいまで、30分ごとにレースをやってます。いつ行ってもいいし、いつ帰っても構いません。私は昼前に足を運んで、昼食を現地で済ませて、3時過ぎのメインレースまで見たら帰るというのが好きです。大人がスポーツやハイキング以外でほどほどに日光を浴びることができる休日の過ごし方って意外と見つからなくて、そういう意味でとても健康的な週末だなと感じます。

私が住んでいる関西には阪神競馬場と京都競馬場の2つがあります。これらは酷暑の7月8月を除けば、どちらかの競馬場で必ず毎週土日にレースが開催されています。思い立ったときに行けるというのもいいですね。

行ったらせっかくなので応援する馬を決めて馬券を買ってみてほしいです。100円から買えます。自分が応援しようと決めた馬が頑張ってくれると素直にうれしいです。そうでなくても、投じた馬券が馬のご飯代になるならいいか、という気分になります。勝ち負けが自分の捉えよう次第なのもいいなと思います。スポーツ観戦ではこうはいかない気がします。

馬券の買い方を指南してくれるところは競馬場に必ずあります。私が好きなのは「馬連」の「4頭ボックス」です。馬連というのは1着2着に入る馬を順番は無関係に2頭当てる買い方です。ボックスとは選んだ馬の組み合わせを全部選択する方法です。この場合、自分で選んだ4頭の中から2頭が1着2着に入れば当たりです。馬の調子が悪いとスタート直後に出遅れてしまってだめだとわかるときもあるのですが、この方法ならゴール直前までドキドキできます。

子ども連れでもおすすめできます。競馬場に入るには入場料として100円かかります。お金を払っている施設だからなのか、中はとてもきれいです。公園も整備されていてスタッフが子どもたちを見守っています。よく滑るローラーコースターがあったり、砂場がとてもサラサラしていたり丁寧に管理されていることがよくわかります。公立の公園以上に安心して遊ぶことができます。

今週末の日曜日には宝塚記念という今年度上半期を代表する大きなレースが阪神競馬場で開催されます。ひとが多いのでまったくの初めてにはおすすめしづらいのですが、この日はレース終了後に芝コース内に入ることができる貴重な機会があります。私が経験したときはとても嬉しかったのを覚えています。馬の気持ちを体験したくて少し走ってみたりもしました。

ちょっとでも参考になれば嬉しいです。週末あいてるなら競馬場で楽しい一日を過ごしましょう。

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