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ムロツヨシのことが好きな母と生のムロツヨシを観に行った日

先に言います、ネタバレ含んでます。
これから観に行く人はごちゅういを〜

皆さんムロツヨシさんご存知ですか?
ドラマとか映画が好きな方はよくお目にするかも知れませんね。

好きな俳優さんのひとりで、特に親バカ青春白書のムロさんが好きです。
新解釈・三國志も観たかったんだけど観に行けず、、、観た方はぜひ感想おしえてください。

母親もムロさんのファンで、むしろ母の方が好き度は高い。
エンタメやら芸能に敏感な人なので。

ある日、ムロツヨシさん出演・演出の演劇があるから一緒に観に行かないかと誘われたので先日行きましたよ、よみうりランド内特設会場。

この日はよみうりランド自体が休園日でmuro式.がくげいかい(今回のタイトル)以外のお客さんはいなかった。

こんなに閑散としているテーマパークは初めてだった。コロナとか関係なしにね。

早速会場入りしたら、まだ開演30分前なのに客席の前にはムロさんがマイクを通して喋ってた。笑

前説の前説的な感じでとにかく物販の宣伝してた、何度もグッズの説明を力説するのに最後には「僕らはお芝居を見てもらうだけで充分なので物販は絶対に買わないでください!」って言うから逆に買いたくなる。笑
まんまと策略にハマってる。笑
(物販は買わなかったんですけどね)

それにしてもムロさん、

よくしゃべる。笑

その日は電車が遅延してて開演が10分押しになったのですが、早く来てくれた人達に申し訳ないとのことで開演20分前くらいから開演までずっとひとりでしゃべってた。笑

そして開演、、、、、、、、、
タイトルの通り「学芸会」レベルの演劇は幼稚園や小学生くらいで(見る方も演じる方も)経験はあるけれど、所謂プロの演技を直で観るのは人生で初めてだった。22年生きてるけども。

ドラマとか映画と違ったのは、どこを見ればいいのか分からないくらい目がいそがしい。笑
自分の目あと4つくらい欲しかったもん。笑

当たり前のこと言うんだけど、ドラマとか映画ってカメラで写ってるところしか切り取られないから観る側はその切り取られた一部だけしか観れる部分は限られてしまうけれど、舞台とか演劇は演技をしていたりセリフを言う人以外にも演出や他の演者もどうなっているのかが気になるし、観る人によってどこを観るか、範囲が広いから面白いなあと思った。
(特にこのmuro式.がくげいかいはセリフ外で演者がふざけまくったりアドリブがあるから喋っていなくてもその人をつい見たくなってしまう。笑)

野外の会場だったこともあり、トラックがいきなり登場してきてそのトラックの側面にプロジェクションマッピングを映したり、噴水と光の演出を取り入れていたりなど、演技だけでなくまるで「ショー」のような数々の演出に驚かされました、、、、

そして個人的に1番感動したのが音楽。
今回音楽は生演奏の部分は1度もなくて、全てオケを流していました。

ただ、その音楽がすごく演劇の内容にぴったりだった。

BGMには勿体ないくらい音楽メインで聴くレベルの音楽だった。
音楽は言葉で表現出来ないのがメリットでありデメリットでもあると思うんだけど、普段ライブハウスやホール、アリーナで歌詞のある曲を聴くのが日常になっている僕からしたら舞台のBGMというのはかなりのカルチャーショックだった。
音楽の力ってこんなにも演技や音楽以外の作品に影響を与えるのか、、、と感動した。

てな感じで約2時間のショーはあっという間だった。
役者さんってすごいなあ、素の自分とは全く違う色の人間になれるんだもん。(今回は動物の役とかあったから違う色の動物にもなれるってことなんだけど)

しかも今回のmuro式.がくげいかいは演者が4人だけという圧倒的俳優不足な設定。笑

それなのにも関わらず、足りない役は同じ人が掛け持ちで演じて物語を回してた。
(途中、ムロさんが何の話の脈絡もなくハケるシーンがあるのだが、わたしがハケないと次の役が出てこないんだ!っていうメタな発言をしてしまうことも。笑  ムロさんだからこれは許されるなあ、って思いました。笑)

個人的には主役(ムロさん企画なのであくまでムロさんがメインなのだが、役が圧倒的に脇役だった。笑)を演じた西野凪紗さんが素敵だった。
ムロさん、本多さん、永野さんが圧倒的に癖の強い3人なのにそれに混ざって演技をするって大変だと思うし、それなのに全く浮いてることも無く女の子ながらに男の子の役を演じる力、とても尊敬しました。唯一の女性だし。

普段音楽ばかり触れる僕だけど、珍しく演技というものに触れてみてやっぱりエンターテインメントは心躍る素敵なコンテンツだなあと感じた。
舞台や演劇に夢中になる人の気持ちがすごく身に染みた。

素敵な文化に触れる機会をありがとう、母よ

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