見出し画像

第二京しみず インカム導入テストに参加してきました

第二京しみずのICT化への取り組み

こんにちは、神出鬼没の経営企画室部隊です💖

本日は、グループ内の介護老人保健施設である『第二京しみず』へお邪魔しましたので、そのご報告と参ります。

なぜ本日、第二京しみずへ来たのかと申しますと!

そうなんです、そうなんです!now or never!🌟

話題のリモートワークができる環境設定の打ち合わせと、働き方改革にもつながる機器である、インカムの導入TESTがあるんです!

リモートワークと介護

コロナ禍における現在では、リモートワークを70%にする努力を!と、政府が打ち出していますが、出来る業種と出来ない業種がもちろんそこには存在します。

画像9

かく言う第二京しみずも、要介護認定者様の入所や通所等でご利用いただく施設になりますので、現場スタッフがリモートワークが出来るかと言えば、まず持って無理な業種となる訳です。

ふむふむ、では今回、なぜにリモートワークの打ち合わせになったのでしょうか?

そのキーワードはズバリ!身体は元気なのに働けない・・・です

どういう意味でしょうか?

自分自身が、いざ濃厚接触者になったり、家族の関係で自宅待機になったりした場合に、身体は元気なのに働けない・・・。と言う状況下に陥る可能性があります。

自宅で職場のPCさえ操作出来たら、あれも出来るこれも出来る・・・

でも、実際には電話で指示してやってもらうしかない・・・。

画像7

実は今回、第二京しみずを統括する事務長が実際に体験することになったのです!!

事務長自身が濃厚接触者になった訳ではありませんが、遠いところで疑われる案件があり、念には念の入れようで、年末年始頃にかけて自主的自宅待機を経験されたのですが、その時に身体はめっちゃ元気なのに職場のPCを操作出来ないが為に、大変な苦労をされたようです。

介護ソフトがクラウドではなくて。。。サーバー。。。これはどうしようもないな・・・

画像10

いえいえ、お待ちください!諦める前に悪あがき!

そんな中で目をつけたのが在宅から事務所のPCを遠隔操作してしまおうというシステムです。条件はセキュリティーが万全で、価格もお安く、そして難しくない。。。こんな要件を満たしてくれるシステムがあるんでしょうか??

ありました!ありました!ちょっと企業名は伏せておきますが、気になる方は経営企画室までお気軽にご質問ください!w

打ち合わせ風景。。。こんな感じで打ち合わせが進む進む😊

画像1

なぜか一番楽しそうな事務長w

第二京しみずの事務長の笑顔に癒される面々💕

介護系施設のリスクマネジメント

画像8

例えば新型コロナに感染していなくても、念のために急に自宅待機になる事務系職員が出た場合、事務所のPCを遠隔操作ができれば、レセ処理が自宅から出来たり、経理関連、総務関連の止められない業務を止めることなく処理が出来ますね。

リスクマネジメントは例えば現場介護職やリハスタッフだけの問題では決してありません。全職員のリスクマネジメントが重要です。自分が自宅待機になった場合に、何がどこにどう影響するのか分析し、その課題を解決しておく準備が必要になりますよね。

付け加えるなら組織Topの業務が止まらなければ、指揮命令系統が乱れないので最高のリスクマネジメントにもなります。

画像11

介護系施設はどこも余剰人員を抱える余裕どころか、現場も事務方も常に目一杯の業務を最適配置の人数で分担をしているので、余剰人員がどこにもいないのが現状ではないでしょうか?

自分がいざ、自宅待機になってしまったら業務はどうしよう・・・

レセ期間に自宅待機になったらどうしよう、請求業務が・・・

現場の想いは、とにかくご利用者さんにご迷惑をおかけしない事が最優先でありますが、他にも事務処理面でほんの一部ではありますが上記のように様々な不安要素があるのも事実です。いざとなれば代わって誰かがフォローするのですが、PCを打ち込む作業程度であれば、自宅から遠隔操作ができれば何の問題もありませんよね。

さて、介護施設等における新型コロナへのリスクマネジメントについては、基本的に日々実施している環境面・接触面での物理的なウィルス対策はもちろんのことではありますが、いざ自宅待機になってしまった場合において、自宅からどんな作業ができれば業務における影響は最小限で済むか?何が出来る環境があればご利用者さんにもご迷惑がかからずに済むのか?等々考慮し、日頃はリモートワークは不要であっても、いざとなればリモートワークが出来るという環境設定の構築、いわゆるリスクマネジメントをしておくことが一つ重要ではないでしょうか。

画像12

当グループでは徐々にではありますがICT化を進めてきており、日頃のやりとりはサイボウズofficeやslackなどで共有し、データの共有はサイボウズkintoneが活躍中です。またこの辺りのICTへの取り組みも随時ご報告していく予定です、ご期待ください💖

以下に経営企画室が使っているツールの簡単な紹介がありますのでご参照ください

https://youtu.be/KV4aFZ3gEt8

インカム導入決定!?

そして、山盛りの打ち合わせの最後は、インカムの現場テストです。

ホテルや各種イベント、ドラマ?などでご存知の方も多いインカム、いわゆるトランシーバーの小型版ですが、介護系施設などでも最近は多く導入されてきていますね。

本日は無線の届く範囲や着用感など、介護主任と事務長がテストしていましたので、その様子を最後にお伝えします。

画像2

インカム自体はこんな感じです

画像3


一生懸命打ち合わせ中の事務長と介護主任の中で、しっかりカメラ目線をキープする経営企画室。。。おい!


画像4

インカム導入メリットについて勉強?する経営企画とお世話になってる業者さんです。日常はこんな感じで打ち合わせが展開されております。熾烈な値引き交渉に移る前のほのぼのTIMEでしょうか?w

画像5

これが正しくインカムを装着した場合の姿です。

ぶら下がっている物は表面にはないので、ケア時に邪魔になることはなさそうです。

インカムのメリットは計り知れません。

まず特定小電力トランシーバーは免許が不要です。充電または乾電池で使用できますし通信費が不要です。そして業務上ではスタッフ間での業務連絡・情報共有、一人介助時の緊急応援、入浴介助時の連絡、疑問が出て確認したい時に探す労力が省ける、行事の時の連携、マイク機能があるので両手が塞がらずに介護に集中出来る、今どこで何が起こっているのか同時共有出来る等々、多くの利益が享受できます。

また忘れてはならないのが停電や大規模災害時においても、無線なので途切れることなくスタッフ間で施設内情報が共有できます。

まず災害時は情報共有が必須ですが、こういったインカムなどがあることで各スタッフの動きもわかり、組織の指示命令系統もスムーズとなります。結果スタッフが落ち着けますよね。スタッフが落ち着く事で、ご利用者さんへの安心・安全の提供に大きな貢献が期待できます。昨今のBCP計画策定に置いても重要な役割を果たす事になりそうですね。

BCP計画の策定については、厚生労働省から詳細な解説集が出ておりますので以下のリンクからご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000651586.pdf

ではでは、本日はここまで。

お疲れ様でした〜^_^





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?