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スキンケアは自分を大切するきっかけになるよね、という話。

こんにちは、ピオニアルビューティーのかすみです。

ピオニアルビューティーというブランドを2020年から始めて、今年で4年目になります。当時から、「自分を大切にできる」「自分を好きになれる」ようなブランド、化粧品が作りたいと考えていました。

これは、私の自分自身の想いでもありました。
物心ついた時から、自分が好きではなく・・・、というか、「自分」がよく分かっていませんでした。鏡を見ても、過去を振り返っても、欠点ばかりあるし、失敗ばかり。

大学時代に、知人が「自分が大好き」と言っていて、衝撃を受けました。みんな自分のことを嫌いだと思っていたし、自分を好きというのは、なぜかとてもワガママで、自己中心的なイメージがあったからです。ずっと、自分を好きになることは罪で、おこがましくて、恥ずかしくて、そんなことしてはいけないと感じていました。

私は、何がきっかけでこう考えるようになっていたのかは、わかりませんが、とにかく自分自身は嫌いなのが当たり前!と考えていました。ずっと自分を責めて、否定して生きてきました。

そんな生き方をしてきて、なぜ30代で「自分を大切にしたい」「自分を好きになりたい」と考えるようになったかというと、

心理的な面で、子供ができたことと、乳がんになったこと。
そして、スキンケアで肌と向き合い肌が変わっていったことです。

私は自分が嫌いなくせに、子育てをしていく中で、子供は、こんなに素敵で、可愛い存在だから、子供に自分のことを否定したり、粗末に扱わないで欲しいと思うようになりました。自分自身を好きになって欲しい。親である私自身も、自分をそう思っても良いんだと考えるようになりました。

次に、乳がんになったこと。がんになる原因を探してもしょうがないと考えていますが。やっぱり、今まで自分を大切にできていなかったのかなと。自分が一番味方でいないといけないのに、常にダメ出しをしたり、責めたり。そんなストレスを自分に与えていたんじゃないかなと思いました。(私個人の考えです。)なので、これからは、自分を責めることはやめて、周りの人を大切にするように、自分自身を大切にしようと考えるようになりました。

「自分を好き」って、当たり前かもしれませんが、当たり前じゃなかった人からするとすごく不思議な感覚です。

30代も半ばを過ぎて、やっと「自分」が分かってきたような気がします。
現実の自分を、少しずつですが自分で自分を批判することなく、認めてあげられるようになってきました。甘やかすのではなく、ただただ客観的に自分を見る。批判じゃなくて、状況を見ることができるようになりました。

常にざわざわしていた心がすっと静かになったように感じます。

そして、毎日のスキンケア。
スキンケアは、物理的に自分を大切にできる習慣だと思います。
毎日、自分の肌に触れて、いたわり、大切にする。
昔は、化粧品に興味はあったけど、自分も、自分の肌も嫌いだったので
鏡を見るのが苦手でした。なので、スキンケアも肌にパッパッとつけるだけでした。忙しかったり、疲れていたりすると、無意識に終わらせてしまいますよね。

スキンケアを意識するようになって、毎日鏡を見て肌のトーンを見たり、化粧水をつけてゆっくり深呼吸をするのがいつの間にか習慣になっていました。短時間でも、意識を向けるだけでホッとできる時間になっています。肌をよく見て、スキンケアアイテムを選んでいくと、いつの間にか肌も整っていきました。シミやシワは増えたけど、今はその肌が嫌だから鏡を見たくないとは思いません。同じくらい、自分の肌の好きなところもあるからです。

スキンケアは肌を整えるだけじゃなくて、心も整えてくれる時間になりました。

もし、忙しくて自分のことをいつも後回しにしていて、疲れた方や、私のように、常に自分を否定してしまう方は、深呼吸しながら、丁寧にスキンケアをしてみてください。特別なケアをする必要はありません。化粧水が肌に馴染む間、鏡を見てご自身の肌の調子を見てあげてください。


自分を大切にするきっかけに、
少しだけ意識をするだけで、肌も心も変わっていきますよ。


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