テキストのみでのやり取りはつまらない

Twitterをほぼやめてからのここ数か月は、夜が長くなった。
どうやら、従来は仕事からの帰宅後は、これに相当な時間を費やしていたようだ。
1日の合計では3時間以上を費やしていた可能性が高くて愕然とするのだが、逆に今は1日が27時間になったような感覚があって嬉しい。
この感覚を覚えたら、もう再開する気なんか起きない。

そして、引いてはSNSのみならず、ネットでのやり取りがあまり好きではなくなった。
それはリアルを充実させる(例えば、LINEで待ち合わせの時間を決めたり、電話をかけてもいい時間を確認したりする)分にはとても有用だが、それだけで完結するやり取りはテンションが全く上がらない。
以前から、なんとなくそう感じてはいたのだが、流されるままに10年以上を生きてきてしまったようだ。

ネットでは当たり前のテキスト情報は感情の大部分をそぎ落としてしまうからなのか、一定の条件を満たさない限りは浮世離れしてしまって、酷くつまらなく感じてしまう。
正直に言えば、こうやってnoteを書くことすら億劫だ。

ところで、今、私が勤めている会社はリモートワークがほとんどない。
このご時世には逆行しているのだろうけれども、社会人になってからというもの、今ほど働くことが楽しくて充実していたこともない。

一方で、前職はIT企業だったし、コロナが蔓延してからはすぐにリモートワーク中心になった。
しかし、それで生活が充実することはなかった。
メリットは、通勤時間をゼロにできたり、仕事の合間に家事をできるといったことぐらいで、仕事そのものの恩恵はゼロだった。

1日の大半を費やす仕事において、リアルなコミュニケーションを中心とできることは、私にはとても幸せなことに感じられる。
20年前であれば当たり前だった世界を、今になってやっと取り戻せた気がする。
ストレスが溜まりまくるテキストでのやり取りを、自分の人生からは極力そぎ落としていきたい。

ちなみに、この話を一般化するつもりは全くないし、むしろすぐにSNSをやめることはやめて、自分の頭で考えて自分の心で感じて欲しい。
要は、幸福感受性を高めて、テンションが上がることにリソースを費やすことが重要でしょうね。

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