1週間の振り返り(5/8~5/14)

〇1週間をざっくり振り返り

ゴールデンウィーク明けの1週間。
昔であれば憂鬱な1週間になったのであろうが、今は仕事も趣味も充実しているので、気持ちよく過ごせた。

ところで、かつて読んだちきりんさんの著書である「自分のアタマで考えよう」には、「仕事・家庭・趣味の3つのうち、3つともうまくやれる人はいない。できても、せいぜいそのうちの2つまで」といった旨が書いてあり、大いに納得させられたことがある。

私自身はこれまでもそうだったし、これからも独身のつもりであるから、変わらずに仕事と趣味に全力を尽くすスタンスを貫くのみ。

〇読んだ本・観たものなど

世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学

最近出版された本としては、久しぶりにグッと来た。
小説はともかく、論説文で涙を流した記憶はないが、この本ではそれを禁じえなかった。

昨今は資本主義の終焉を訴える本が多いのだが、単に恐怖感で手に取らせて、中身がスカスカであることも多い。
この本はそれらとは一線を画していて、資本主義の根幹である(等価)交換の補完としての贈与の意義を説いている。

著者の近内悠太さんは元々は理系畑でありながらも、後に哲学を志したこともあって、論理性がしっかりしていながらも、強く心の琴線を揺さぶる文章である。
また、繰り返しになるが、資本主義の転覆を狙った内容でもないので、そういった意味でもおすすめの本。

読書について

ショウペンハウエルの読書論。
何回も読んでいる本なので、本旨は把握しているつもりだが、それでも読む度に新たな発見がある。

少なくとも私の場合、論語の「学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し」という至言にもある通り、よく読書している時ほど考えが浅くなりがちなので、これからも読んでいきたいと思う。

NHKオンデマンド

学習ネタとして、最近よく視ている。
理由は投資でポートフォリオを組むみたいなもので、本以外に映像作品や聞くコンテンツも使おうと思ったからだ。
そんなわけで、オーディブルなんかもよく利用している。

ほぼほぼ、サイエンスZEROやコズミックフロント、100分de名著の視聴に費やしている。
科学系は、やはりビジュアルもあった方がいいね。
その中でも、NHKのコンテンツはクオリティーが高いと思う。

〇次の1週間など

7月11日にコンクリート構造診断士の試験を受験するので、これからの2か月はその試験対策を中心に回ることになりそうだ。
仕事についての学習だからやって当たり前である上に、かつてのキャリアにおいて土木系の経験が皆無の私の場合は、同僚以上にそれが当てはまるはずだ。

ただし、そんな中でも他の学習も並行してやっていくべきだろう。
なぜなら、単純に他の分野の学びも面白いからだ。
私は独学の対象がとっ散らかっているが、現段階ではどれも面白いから仕方がない。

まあ、そのうち興味の対象も自ずと絞られていくんじゃないかな。
とは言え、それは定年退職後とかになるかも知れないけどね(笑)。

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