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私の転機になった曲について語ってみる

こんにちは、かしはらです。
唐突ではありますが、「#スキな3曲を熱く語る」という素敵な企画がありましたので便乗してみました。
なかなか記事を書くネタがなくって困ってました。そんなところにこんな企画が。思い返せば私の人生、音楽だらけだなぁと。
好きな曲は挙げればキリがない(ありすぎるから)。というわけで、好きな曲の中でも、私の転機になったであろう曲を抜粋して語ってみようと思う。


●Suchmos「YMM」

はい。言わずもがなです。
どこかでも語った気がするのですが改めて。
私がSuchmosに出会い、そして就職を横浜にした決定打となる曲です。

時は遡ること大学4年。就職活動と実習がモロ被りして死にかけてた時期。漠然と「横浜市受けるか」と思い、願書を出しました。なんか横浜で働くのかっこええやん?都内はちょっと怖いしな〜っていう単純な理由。実習期間中に一次試験があり、帰校日指導を終えたその足で関東にひとっ飛び。翌日の一次試験に向けて、川崎のホテルで勉強してました。かしはらさん、雑音がないと勉強できない人種のため、テレビをつけっぱなしにして勉強してた。その時テレビから流れてきたのがまさにSuchmosだったのです。

確か時期的にSTAYTUNEかMINTかどちらかのプロモーションで、たまたまYMMも流れてた。それを聴いて衝撃が走った。なんだこのかっこよい音楽は、と。
ベースラインがとてつもなくエロい。というかすごい。耳に残る音楽。歌詞からみなとみらいを想像できた訳ではないけど、全体的に醸し出されるTHE・横浜みなとみらい感にただただ圧倒されてました。

そこから狂ったようにSuchmosを聴き始め、次第に「彼らのいる横浜に絶対行きたい、就職してやる」と、漠然だった理由が強いものに変わりました。理由はまぁ、相変わらずではありますが。
結果、採用試験には落ちてしまったものの、その後、縁がありまして現在横浜で働いています。

はじめてSuchmosのライブに参戦したZepp TokyoでのYMM、誕生日にみなとみらいで聴いたYMM、横アリで聴いたYMM、全国ツアーの仙台と神戸で聴いたYMM、そして彼らの目標であった浜スタで聴いたYMM。いずれも好きです。権利関係の問題でDVDや映像でカットされてしまうアウトロが本当に好きで好きでたまらなくて、YMMを聴くがためにライブに行ってました。

現在活動休止中であり、個々での活動が出てきたSuchmos。また6人でステージに立ってくれる未来があることを信じて、私は今日もYMMを聴くのである。


●SUPER JUNIOR「Devil」

私がKポ沼にズブズブハマるきっかけとなった罪深い一曲です。

元々NiziプロからTWICE→SJと変遷して、TWICEも好きなんだけどファンクラブ入ろかな、どうしよっかなーという時期に出会ったのがこの曲でした。
元々SJ兄さんたちを知ったのは「SUPER Clap」で、このお兄さんたちかっこいいぞ…!?と気になり、過去曲を遡ってたら出会ってしまった。

スーツで踊ってるお兄さんたちがかっこいいのはもちろんのこと、どこかおちゃらけてもいて、でもどことなく気の抜けたかっこよさに釘付けになってました。大人の余裕ってやつですね。多分お兄さんたちだからこそできる曲だよねこれ。SMはほんとにアーティストに合った曲を出すのがうますぎる。
もちろん曲もさることながらかっこよい。日本語ver.もあります。日本語ver.も好きなんだが、ちょいちょい歌詞に突っ込みたくなる。特にサビ。「ゲリラ豪雨ばりシャワー」ってなんやねん。初めて聞いたよそんな日本語。

この曲きっかけにSUPER JUNIORという沼、そしてSM沼、最終的にはKポ沼にズブズブハマり込んだのでした。
はじめてFCというのにも入りました。今では立派なKポヲタクです。


●宇多田ヒカル「真夏の通り雨」

この曲が転機になったというより、転機になった時によく聴いてた曲です。
MVもめちゃくちゃ綺麗なので是非見てください。夏場のどこか鬱蒼とした寂しさと美しさを感じることができます。 

多分この曲を初めて聴いたのって、母のガンが発覚して余命宣告を受けたって電話を取ったあたりだったんだよな。出勤前に知らされて、「え?ガン?しかも末期?余命半年??」ってパニックになってました。
その後出勤した時に、実はこんな話されてって職場の人にちらっと話したらすごい心配されて。確か話しながら自分も泣いてた気がする。本当にどうすればいいのか分からなかったし。仕事辞めて実家戻った方がいいの?とか本気で思ったし。
仲の良かったNsさんからは「後悔しないようにしてほしい、いつでも話聞くからね」って慰められ、当時の上司からは「職場はみんながいるからなんとでもなるけど、お母さんにとってかしはらさんは代わりようがないんだから。家族を大事にできないとお客さんも大事にできないからね」って励まされて。思えばあの頃めちゃくちゃ泣いたな。恥ずかし。

そんな状況の中、YouTubeを見てたらこの曲に辿り着いてました。
聴いて泣きました。大泣き。
いずれ訪れるであろう母との別れを想像してしまって泣いた。言葉が綺麗すぎて、美しすぎて泣いてしまった。余談になりますが、今でも時折この曲を聴くと泣きそうになります。
でも泣くと自然にすっきりして、まずはやれることをやろう、聞けることは聞こうと決心がついたんですよね。そこから夜勤明けで地元に戻って、母の通院に付き添ったり、介護したりという生活が始まったわけです。
そんな生活を約2年送ることになりました。最後の1年はコロナのこともあって帰る頻度は減ってしまったのだけど。

母との別れを経て、久々に聴いてみようかなと思ってこの曲を聴いてみたら、泣くまではいかなくてもうるっときてしまうんだな。この曲を聴きながら母に想いを馳せています。
別垢のnote記事でもこの曲に触れたことがあって、そこで書いたことを抜粋して載せます。

「降り止まぬ 真夏の通り雨」という歌詞が終盤出てくるんですが、通り雨なのに降り止まないんですよ。
あくまで私なりの解釈だけど、別れはさっと通り過ぎる(長い人生の通過点の1つ)けれど、悲しみ(雨)はいつまで経っても止むことがないってことなのかなと。

いずれ悲しみは雨が上がって地面が乾くように自然に消えていくかもしれない。もしかしたら水溜りという形でずっと残っていくかもしれない。それでも雨が降ったという事実は変わらないし、その悲しみを抱えたまま人は明日へ歩いて行かざるを得ないのかなと思ってみたり。
そんな、悲しみに寄り添う一曲だと私は思ってます。


そんな感じでだらだらと書いてみました。まとまりがなさすぎるね。
語りたい曲はもっといっぱいあるけれど、「転機」と関わりのある3曲を挙げさせてもらいました。よくよく考えたらもっとありそうな気がする。初めて買ったCDとか、初めてライブに行った時の曲とか。それはいずれ話すことにします。
それでは皆様もよき音楽ライフを。

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