【大事なことは全部、漫画から学んだ】いつも残酷さは無自覚から生まれ続けていることを
今週の各誌からは学びが多かったが、特に「王の病室」から 一節をそのまま転載します。
残りわずかな豊かさを食いつぶしていこうとする老人たちに 我慢がならない
(高野)
例えばすでに80年生きてきた老人と
これから80年生きるであろう子供
目の前に1つしか医療器具がなければ 君はどちらを救う?
(赤城)
それは・・・そりゃ・・・子供のほう・・・でしょうね
(高野)
そう それが目の前の出来事なら皆そう答える。
だが この国では まるで逆のことが起きている。
日本はすでに貧しい国だ。
この先さらに貧困が進むことも間違いない。。
若者の教育へ投資しない国に未来はないのだから。
ゆえに私は本当は我慢がならないんだ。
我々の娘たちがやっと享受できるはずの残りわずかの豊かさ・・・
それを食いつぶして死んでいこうとする老人たちに
私は我慢がならない
今は昔 我々がコロナにおびえていた頃、同じことを思っていた
コロナが大流行して その虚像に社会がおびえ切っていた頃、
・危険なのは主に65歳以上 または基礎疾患のある人で
・若者は死なない
・にもかかわらず社会全体でロックダウン(に近い規制を)選択し
・若者たちから学ぶ機会と将来の財源を食いつぶし
そんな政策に疑問を感じた人は多いのではないだろうか?
そういえば「若者はこれからやり直せるけど、老人は残り時間少ないから優先してもいいんだ」 という説明を聞いて絶句したことを今でも覚えている。
コロナ以前から、そして今も そんな狂った そして無自覚な社会が続いていることを痛切に教えてくれる、そんなマンガでした。
(作品の公式ページはこちら → https://magazine.yanmaga.jp/c/kingsroom/ )
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