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四条河原町「cafe marble 仏光寺店」

晩ご飯を求めて、四条烏丸から河原町の間の仏光寺通りをふらふら歩いた。

京都のカフェの草分け的存在といわれている「cafe marble 仏光寺店」。 店先にさげてある水色の看板は、数々のガイドブックにより頭に刷り込まれている。

町屋を改装したと思われる店内の雰囲気は落ち着いていて自然と気持ちが休まります。

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手水鉢もおいてある苔むす中庭。

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名物キッシュのセット、900円。おしゃれ。

町屋を改装した店内で、可愛らしいキッシュやタルトをサーブしてくれるカフェ。cafe marbleは、高校時代に私が脳内で思い描き憧れていた「カフェ」そのものだった。

けれども全然お腹いっぱいにならなかった。お腹空いたままだった。キッシュはともかく添え物は、私の舌では理解することのできない味だった。

こういうカフェの似合う素敵な大人の女性になれていたら、この味を理解することができたのだろうか。 こういうとこも含めて、どこまでもカフェだと思った。

誰かにcafe marbleを紹介する時は「ゼロ年代の女子高生が憧れていたであろう京都のカフェ」と言うと思う。

これもまた、私の知らない時代の京都の追体験なのだ。

帰りにフジダイの地下で練りものとお酒を買って梅田行きの特急に乗った。なんだか理想とは全然違う大人の女性になってるなと、真っ暗な車窓に映る顔をみて思った。

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