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めまいへの栄養療法 ~基礎編~

皆さんおはようございます!
整体院「感喜」の金子です!

今回はめまいへの栄養療法についてお話したいと思います。

めまいへの栄養療法については少し長いので何回かに分けてお話したいと思いますので、今回はその1回目という感じです。



めまいと栄養

• ナトリウム(塩)

私たちの体は健康を維持するために少量の塩分を必要としますが、ほとんどのカナダ人は必要量の 2 倍以上の塩分を摂取しています。減塩食は血圧を下げるだけでなく、メニエール病や続発性内リンパ水腫(SEH)にも効果があるという証拠がいくつかあります。

ナトリウム摂取量を一定レベルに維持することがさらに重要である可能性があります。たとえば、ナトリウム摂取量がすでに少なく、ある日さらに摂取量が減った場合、症状が悪化する可能性があります。

カナダ保健省のガイドラインでは、1日あたりのナトリウム摂取量を1500 mg(小さじ1/2強)未満にすることを推奨しています。これを適正摂取量(AI)といいます。推奨される 1 日の最大ナトリウム摂取量は 2300 mg (小さじ 1 と 1/2) です。

通常、主に自然食品を食べ、食事を自分で準備する場合、塩分摂取量を減らすのが簡単です。

ナトリウムを多く含む食品に注意してください。これらには、缶詰または包装されたスープ、シリアル、野菜、野菜ジュースが含まれます。味付けパスタとライスミックス、シチュー、スパゲッティソース、調味料ミックス、冷凍ディナー、マフィンなどの便利なアイテム。ピクルス、レリッシュ、オリーブ、ザワークラウトなどの塩漬け食品。ケチャップ、マスタード、レリッシュ、醤油、てりやきソース、サラダドレッシングなどのソースや調味料。デリの肉、ベーコン、ホットドッグ、ソーセージ。プロセスチーズとチーズスプレッド。チップス、プレッツェル、クラッカー、ポップコーン、トレイルミックス、ナッツ、エネルギーバーなどの塩辛いスナック食品。

製品ラベルに細心の注意を払ってください。特定の食品の適量を判断するために、一食分ごとのナトリウム量に注意してください。従うべき良いガイドラインは、1食分の塩分が5% DV(1日の摂取量)以下であることです。DVが15%以上というのは多いですね。カナダで「ナトリウムフリー」とみなされる食品には、1食あたりのナトリウム含有量が5 mg未満でなければなりません。「減塩」の表示は、通常品より塩分が25%少ないことを示します。

食品ではありませんが、一部の制酸薬(胃薬)にはナトリウムが多く含まれていることに注意してください。

ただ、ここで注意して欲しいのが、減塩と言っても減らすのは精製された塩、つまりナトリウムのみが含まれている塩のことであり、ナトリウム以外にもカリウムやマグネシウムなど他のミネラルが含まれている海塩などは逆に減らしてはいけません。

海塩のようにミネラルが豊富な塩は抗菌作用や血液量アップ、体温上昇、免疫力アップなど様々なよい作用があります。

逆に無駄な減塩は健康を損なう可能性があるので注意してください。


• チラミンが豊富な食品
チラミンは、血圧の調節に役立つアミノ酸です。チラミンを含む食品を食べると、前庭性片頭痛を引き起こす人もいます。熟成食品や発酵食品には特にチラミンが多く含まれます。これらには、濃いチーズや熟成したチーズが含まれます。燻製、加工、塩漬けにした肉や魚。醤油、魚醤、味噌、照り焼きソースなどのアジア風ソース。乾燥した果物または熟しすぎた果物。肉軟化剤。マーマイト® とビール酵母。ヨーグルト; サワードウで作ったパン; 赤ワイン; そしてビールもいくつか。他の原料としては、大豆、サヤエンドウ、ソラマメ、ナッツなどが挙げられます。

本日はここまでです。
最後お読み頂きありがとうございました!

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