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2024年4月 戦術?戦略? なんそれ?まずサッカーの原理原則を考えましょうよ。

乱暴なタイトル・・・失礼いたしました。

昨今、サッカーリテラシーが少しづつ上がってきたこともあり、
多くの場面で、しきりに 

戦術 戦略 

ということが、
議論になることが多くなってきたと感じています。

勿論、私も各選手たちとチームの戦術や戦略について、議論することもあります。

しかしそこまで、正直、白熱はしません。

だってわからないからです。
僕も全く詳しくないですし、選手もやっているからこその苦悩もあり、
結果論ですよね?と終着します。
というよりも、そこまで細かな戦術、戦略が各チームあるかと言われれば、
ないからかもしれないです。
誤解をされないように付け加えると、細かなチーム内の約束事があり、
それにチーム全体、選手たちはトライしようとしているのは、確かです。

しかしサッカーはそんなに簡単ではありません。
多くの方々は、私たちも含めて、そのレベルまでやっていないから、
言いたいことが言えます。

ただ、私が選手たち話をしていて、
感じる違和感があります。
それは、中途半端な戦術、戦略、チーム約束事にとらわれている選手が多いということです。

例えば、
スピードがあって、縦への突破からクロスが得意な選手がいたとします。
しかし、監督が求めるサイドバックのプレーモデルが、
ボランチの内側に入り、プレーする、いわゆる”偽サイドバック”を求められているとします。

日本人の多くの選手は、
自分の一番得意なプレーではなく、
”監督の求めること”を優先してしまう印象を受けます。

勿論、その方が試合に出場することができるからです。
プロフェッショナルな姿勢です。

しかし、そのような多くの選手が”監督の求めること”を実行しようと努力をしますが、うまくいくことは多くない。そのうちそのような選手たちは悲しいかな、「自身の良さ(ストロング)が何だったのか?」と迷走の道の歩むこともあります。逆に新境地を開拓することもありますが、それは稀なことな気がします。往々にして悲しい結末が訪れしまいます。そして選んだチームが悪かったね、とか、監督との相性が良くなかったね、とか言われたりします。

そんな時に、
伝えていきたいのは、

「サッカーはゴールを目指すスポーツであること」


「ボールをゴールに近づけさせればゴールの確率が上がること」



もっと具体的には、

「ボールを運びましょう。一番得意なプレーを使って、ボールを運びましょう」

と話したいです。

ボランチの選手なら、
相手のボランチを抜けばいいんです。
その方法は大きく分ければ、3種類のプレーかなと思います。
①ドリブル
②パス
③ポジショニング

この3種類の中で一番得意なプレーを使って、
相手のボランチないしは相手の中盤のラインを”通過”すればいいんです。
パスを通して”通過”させてもOK
ドリブルして”通過”してもOK
自分がラインを超えた位置で待っていて、DFにパスを”通過”させてもらってもOK ということです。

センターバックの選手なら、
FWの選手を抜けばいいんです。
FWのプレスの間をパスで通して、ボランチにパスをつなぐ、
前にスペースが空いていれば、FWのプレス間を”通過”すればいいんです。

極端なことを言えば、
この繰り返しで、ボールはゴールに近づきます。
すごく極端なこと言ってますよ。

そのサッカーの原理原則を理解している選手が多くないことに
違和感を感じています。

だから、偽サイドバックやっても良いですけど、
相手の中盤のラインを通過できてないなら、
その選手がシンプルにドリブルで縦突破して、ラインを通過できるなら、
それをやるべきなんです。

ですので、僕は何の意図もなく、ボランチの選手がCBの間に落ちてきて、たくさんボールに触れて、「リズムが良くなっている」と感じて、気持ち良くなっているだけ選手が嫌いです。誰か、いい加減そういうプレーしている選手に言ってあげてください。「それ、なんでやってるの?」って。

その原理原則があって、初めてチームの戦術、戦略、
そして選手個人の局面での駆け引きなどが生まれてきます。
そうなれば、もっと選手たちもサッカー楽しめるのにな。。。
もっといろんな方にサッカーを見て、楽しめるのにな。。。
と感じて、殴り書きではありますが、
私の思いを綴りました。


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