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修行僧になるまでの道のり【その1】


「心理」という言葉に興味を持ち始めたのは
高校の時だと思う。
はっきり覚えている。
ある人に
「鈴木さんは大学だったら心理学科が向いているんじゃない」と言われてからだ。

心理学科のある大学を
当時はインターネットではなく
分厚い電話帳のような(電話帳も今ないね)
進学雑誌で調べ、
受かるはずのない横浜国立大学を
友達と見学にいって
帰りに港町で遊んできた。

幸い、地元の大学の
心理教育学科に潜り込んだものの、
バイトとサークルにあけくれた。
心理学科といっても
教育学部だったから教育学部の単位が多くて
想像していた勉強とは違った。

心理カウンセラーになるには
大学院まで行かなくてはならないと聞き
あっさり一般企業に就職した。

でもなぜか
45歳の時に突然
「恋愛カウンセラーに俺はなる!」
と宣言して起業した。

そんなおばさんに
仕事の依頼は何もなく
ただ、もっと深く心のことを知りたいという
気持ちがあったことを私は思い出した。

人の悩みを解決するには
何があるんだろう。
いろんな先生について学んでいるうちに
自分にも整理しておかなければならない闇が
あることに気づかされる。

自分はずっと平和に過ごして
たいした波もなく
親ともまあまあ仲良く
生きてきた。と思っていた。

それが! とんでもないドラマが起こってしまったのだ

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