見出し画像

津軽海峡冬天的風景

連絡船というワードほど、旅情を感じるものはありません。日本では、かつて、関門海峡、瀬戸内海、津軽海峡、宗谷海峡などに連絡船がありました。そのなかでもとくに有名なのは津軽海峡の青函連絡船でしょうか。いまは海底トンネルに置き換えられ、新幹線も走っていますが、かつては、青森駅で連絡船に乗っていました。私も青函連絡船、何度か乗りました。

1977年(昭和52年)に流行した石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」には、青函連絡船が登場します。

今日は「津軽海峡・冬景色」の情景と心情の漢詩づくりはいかがでしょうか。七言律詩です。

風雪浩渺航遠洋
孤立深秋夜霜中
熙熙攘攘冷鷗鳥
聆聽海濤伴心憧
悠悠客船獨泛遊
注視蔚藍鳥飛翔
津蘇海峽冬景象
愴愴心境情難量

2023年1月から毎週水曜日、「水」または「水曜」に関係するテーマの短編記事を書いています。このところは生成系AIと遊びつつ、七言絶句、七言律詩等の漢詩を作っています。

ここから先は

3,872字

本マガジンでは、桜井健次の記事をとりあえず、お試しで読んでみたい方を歓迎します。毎日ほぼ1記事以上を寄稿いたします。とりあえず、1カ月でもお試しになりませんか。

現代は科学が進歩した時代だとよく言われます。知識を獲得するほど新たな謎が深まり、広大な未知の世界が広がります。知は無知とセットになっていま…

いつもお読みくださり、ありがとうございます。もし私の記事にご興味をお持ちいただけるようでしたら、ぜひマガジンをご検討いただけないでしょうか。毎日書いております。見本は「群盲評象ショーケース(無料)」をご覧になってください。