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不帯雨傘之詩

毎週水曜日、「水」または「水曜」に関係するテーマの短編記事または漢詩または合成画像を作っています。

雨が降れば、傘をさし、その傘をどこかへ忘れてくるというのは、東京都心部などで活動する都会人にはあてはまるものの、地方生活者はそもそも傘を持っていませんので、傘をなくすという経験さえもありません。そこで、今日は、傘にこだわり、1972年の井上陽水の楽曲「傘がない」に描写される情景や心情についての漢詩づくりはいかがでしょうか。

生成系AIに手伝ってもらっています。初期の頃はほとんど何も返せなかったのが、毎週やっているうちにだいぶ上達しており、このところは、意味が分かるような漢字を並べたものを返してくれるようになりました。頼もしいです。

今回の作品はこんな感じです。

阴雨连绵日日寒,
少年自杀人心酸。
欲见佳人无伞行,
任凭风雨湿衣裳。
国家大事且不管,
一腔深情为佳人。
冷雨纷飞思更切,
心中唯有佳人颜。

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9,754字

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