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ノーベル賞の先生とタクシー同乗の学生

マガジンご購読の皆様、こんばんは。静かな夜更け、ゆっくり飲むコーヒーは格別です。昨日のラジオ放送は、もともと「バラの花ことば」から始まり、出会えてよかった人の話になりました。研究室の指導教官が影響力があるという話になり、その話をしようと思っていたのですが、途中で気が変わって、ノーベル賞の先生とタクシーに一緒に乗った学生の話になってしまいました。

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https://voicy.jp/channel/1739/161334

もちろん、その学生とは何十年も前の私のことなのですが、ご興味のある方は、お聴きになってください。

いまは Youtube動画とかもある時代ですから、ノーベル賞受賞講演も、そのほかの機会の重要な講演などもいくらでも聴けますが、直接会って、短い時間を共有するみたいな体験は特別です。放送のなかでも触れましたが、本当はノーベル賞はどうでもよくて、その先生はすごい方なので、お会いできるだけで、ほんの短い会話の時間があるだけで、一生の記憶に残る体験になります。

タクシー同乗みたいな話は、他にもいろいろあります。以前、オランダで国際会議があった時、列車で移動中、声をかけられてしばらく話をしてるときに、私がこれからX線の会議に行くのだと言ったのを近くで聞いていた人がいました。その会議場は、とても不便なところにあり、公共交通機関では行けません。駅を降りて、タクシーを待っていると、その人がやってきました。列車の中で話を聞いたが、X線の会議に行くのか?と話しかけられました。自分もその会議に出るのだと言われましたので、一緒にタクシーに乗りました。その時は、私は、その方が大先生だと知らなかったのです。本当に後になって、私が愛読している教科書の先生だと知った次第。その時に限らず、出先で誰かと同乗する場合、タクシー代は私が払うことにしているのですが、この時は、本当にそうしておいてよかったと思いました。

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