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鹿児島市吉野町字磯にある磯庭園は、1658年(万治元年)に島津家19代光久によって造園された別邸です。敷地内の庭や建物のすばらしさはもちろんのこと、錦江湾と雄大な桜島が目前に広がり、それぞれを池と築山に見立て、庭園風景にとりこんだ技巧にも感心します。昨夜、ひょんなことで、磯庭園の素晴らしい写真を拝見し、とても懐かしくなりました。私が鹿児島に住んでいた頃は、誰もが磯庭園と呼んでいたのですが、気がつくと、世界遺産、仙巌園になっていました。2015年に世界遺産になったということです
このところ、いろいろな方の音声コンテンツを夢中になって聴いています。テキストや動画もよいですが、音声メッセージもとても魅力があります。同じテキストでも、音声コンテンツになると人によって個性がでるところも楽しいです。またコンピュータに向かわなくても聴けるのは魅力です。聞いているだけではつまらないので、私も作ってみようと思っています。今日のは5分51秒でした。テキストは後付けにしています(マガジンご購読の皆様のみご覧いただけます)。 https://open.spotify.c
「老子道徳経」(Tao Te Ching)は、中国春秋時代の思想家、老子が書き記したとされる書物で、単に「老子」とも、あるいは「道徳経」とも呼ばれ、81の章から成り立っています。道家の代表的文献です。その44章に、知足不辱、知止不殆という有名な文言が登場します。日本語としても十分定着している知足は、ゆき過ぎた分不相応の物質的な欲を戒め、置かれた状況をポジティブに理解し感謝し、そこに幸福を見出すといった意味で、英語では、一言で Knowing contentmentと訳されてい
同じ研究室から、優れた若手研究者が続々育って巣立ってゆくのは決して偶然ではありません。個人が生まれ持っている才能や、それぞれの日常的な努力ももちろん重要ですが、交友関係は大きな影響があります。聡明で研究熱心な若者が一人いるだけでも、周囲の若者はそのよい知的刺激を受け、切磋琢磨して、そろって向上できます。研究室の教授や研究指導者などは、当然のこととして、よい知的刺激をもたらすように自覚的に努力することは常に大事ですが、実際には、それ以上に、同世代、同年代の若者同士の相互の影響が
マガジンご購読の皆様、新しいX線イメージング技術の発明と応用に関する動画(25分15秒)をお送りします。実は9月16日(水)の午後、ある学術的な会合で講演を行いました。その準備のため、リハーサルを動画として事前収録しました。