見出し画像

理学療法士がヘルステックスタートアップUbieで天職に出会った話〜2年8ヶ月越しの入社エントリ〜

はじめまして!Ubie Discovery 事業開発オペレーションの齊藤浩太郎です。Ubieにジョインして2年と8ヶ月が経ちましたので、今更感ありつつ入社エントリを書きました。

理学療法士の私が、なぜヘルステックスタートアップUbieに入社したのか、Ubieでどのようなことをしているか、をお伝えします。

自己紹介

新潟県上越市出身。小学校から高校まで地元でバスケをしていて、将来はスポーツや医療に関わる仕事に就きたいなと思い、大学は名古屋の理学療法士養成校に。大学卒業後は整形外科クリニックで勤務しながら、大学院で研究をしていました。大学院在学中にアメリカに留学したり、大学院修了後はオーストラリアへワーホリに行ったり、紆余曲折ありながら2020年の5月にUbieにジョインしました。自分で言うのもなんですが、色々寄り道した少し変わったキャリアだったりします。

なぜUbieに入社したのか

私がUbieに入社した理由は、Ubieのミッションである「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」が、まさに自分のやりたいこととリンクしたからです。Ubieを知ったきっかけは、たまたま見かけたヘルステック・カンファレンスHealth 2.0 AsiaでUbie共同代表の久保が登壇していたことです。面白い事業をしているなと興味を惹かれ、調べているうちに、学生時代の臨床実習や自分が理学療法士として働く中で感じていたモヤモヤや課題をUbieなら解決できるかも!と考えました。自分にとって医療や理学療法を学ぶことはとても楽しく、理学療法士は天職だなと思っております。しかしながら、以下のような課題を学生の頃からずっと感じており、理学療法士としてどうしたら解決できるのか、道筋は見えておりませんでした。

課題1:患者-医療のマッチング
学生時代、アメフト部の学生トレーナーをしており、選手との会話でよく以下のようなものがありました。

  • 頭痛くてちょっとめまいもあるんだけど、整形外科行った方がいい?

  • 首動かすと痛くて、腕も痺れてるけど、安静にしてればいいかな?

  • ACLの手術するならどこがいい?

ここで感じたのは、身体に不調があっても医療機関に受診すべきかどうか判断が難しい。受診すべき医療機関・診療科の判断が難しい。自己判断で医療機関を受診せず、重症化するリスクがあることです。さらには「ググったけど、よくわからん」というケースが多く、インターネットに溢れた情報を適切に取捨選択する難しさも感じておりました。

課題2:日々の業務で忙しい中、アップデートされ続ける膨大な医学知識をインプットする
学生時代は論文を読んだり、勉強会に参加したりと時間に余裕がありました。しかし、理学療法士として働き始めると、一日の大半は臨床業務。空いた時間に症例に関する論文や教科書を読み、大学院の研究も進めなきゃ、、学会の準備しなきゃ、、と気づけば一日が終わり、全く余裕がない状況でした。もう少し自分に知識があれば、あの患者さんにもっと良いアプローチができたかもしれないと感じることも多々ありました。理学療法士以外の職種についても同様のケースがあるかと思います。

そういった課題を解決したいなと思いながら、登り方はわからず。Evidence Based Medicineを学んで患者さんに適切な医療を提供したい!と意気込んでアメリカの大学や医療機関に留学したり、Evidenceを自分で創って世界に広めていきたい!と意気込んでアメリカの博士課程への出願準備をしたりと紆余曲折しておりました。そんな中で、Ubieに出会い、「これじゃん!」と興味をそそられ、応募することに決めました。

上記の課題を解決するUbieのプロダクトをご紹介します。

症状検索エンジン「ユビー」
気になる症状について医師監修の質問に答えるだけで、関連する病気や対処法・近くの医療機関を無料で調べられるプロダクトです。これなら身体に不調のある生活者やそのご家族が、適切な受診先や関連する病名を調べるのに役立つ!と考えました。

ユビーAI問診
患者さんごとにAIが最適な質問を自動生成・聴取し、医師のカルテ記載業務の効率化を実現するWEB問診システムです。カルテ記載業務の効率化に留まらず、医師監修のもと常に新しいエビデンス情報が追加されており、関連する疾患の診療ガイドラインにもアクセスできます。これなら日々の臨床業務の効率化と最新知識のインプットという課題を同時に解決できる!と考えました。

ありがたいことに、症状検索エンジン「ユビー」は月間700万人のユーザーにご利用いただいており、ユビーAI問診は1000施設超の医療機関に導入いただいております。しかし、まだまだUbieの目指している世界観からすると道半ば。ミッション達成のために、世界において無くてはならないオープンな医療プラットフォームになることを目指しています。プロダクトを軸に、あらゆる医療アクセスの入口として、「医療版のGoogle」を作り、医療受診の水先案内人となる。さらに問診技術の汎用性を活かしながら、複数の事業を有機的に繋げ、継続的に事業領域と提供価値の開発・拡大を実行し、オープンな医療プラットフォームを形成する。そんな世界観を創っていけたらと考えております。

Ubieでどんなことをしているか

Ubieには現在4つの組織があります。私はプロダクト&事業を開発する組織Ubie Discoveryに属し、Ubieの事業・プロダクト開発を支えるジェネラリストである事業開発オペレーションとして活動しております。
事業開発オペレーションって何するの?については以下のnoteを参照。

私は数ある事業の中でも、医療機関事業を中心に新規事業のPoC(Proof of Concept:概念実証)、プロダクトPoC、組織開発等を事業開発メンバーと伴走しながら実施しております。具体的に業務として何をしているの?理学療法士としての経験がどのように活かせてる?等、ツッコミがあるかと存じますが、続編としてまたnoteに書こうかと思います。しかし、私は筆不精。筆をとるのにまた2年半くらいかかりそうなので、興味のある方は是非TwitterやFacebookでお気軽にDMください。カジュアル面談絶賛受付中でございます。
Twitter
Facebook

自分のスタンスとして、こんなポジションにつきたい、こんなキャリアを歩んでいきたい、といったこだわりは現状ないのが正直なところです。Ubieがビジョンとして掲げている、”Hello, healthy world.” 「健康が空気のように自然になった世界」を実現できるなら、極論なんでもやるよというスタンスです。「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションを達成するために、プロダクトを軸とした新規事業開発や事業推進・拡大のエンジンとなるジェネラリスト。そんな事業開発オペレーションは僕にとって天職です(天職2個目)。

We are hiring

入社エントリを書く中で、入社前から現在までを振り返り、改めてUbieって最高だなと自分で感心しております。このnoteには書ききれないくらいUbieには魅力がいっぱいあります。手前味噌ですみません。でも本気でそう思っています。
事業開発オペレーションは絶賛採用中です。少しでもUbie、事業開発オペレーションに興味を持っていただいた方、是非TwitterやFacebookでお気軽にDMください。カジュアル面談絶賛受付中でございます(本日2回目)。
一緒に新しい医療体験を創っていきましょう!
Twitter
Facebook


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?