身に染みた

つい先日、時期外れの病気にかかり、高熱を1週間出すという苦行を乗り越えました。
小さい子たちに流行る病気なのと時期的にも想定していなかったし、判明してからも特効薬もないし安静にするしかないよね…という状態でひたすら高熱！って感じで辛かった…
感染力高めの病気だったので家に籠ってひたすら寝るしかなかった。
というより、熱が高すぎて意識朦朧としていたので何も出来なかったんですけどね～
水を飲むのすら辛くて、何故かジュースの方が辛くなかったからひたすら午後ティー(レモン)をガブ飲み。
ご飯なんて食べれる状態ではなくほぼ固形物ゼロで1週間過ごしたから、せめてジュースでカロリー摂取出来て良かった。

最高41.7℃を叩き出して入院したくらいには結構辛い病中だったのですが、彼氏がおっそろしいほど心配してくれまして。
感染力が高いので完治するまで会えません！ということを伝えてはいましたが、高熱で意識朦朧…を恐れすぎたのか朝から晩までずっと電話で声掛けを続け、最高体温を叩き出した際にはヤバくない？と思った彼氏にタクシーを呼ばれ病院に行け！とせっついてくれました。
ジュースは？まだあるの？扉の前置いておく？と、顔も合わせられないのに玄関前に置いて去って行くし。
山のように仕事を抱えていたのに徹夜したりなんだりで終わらせて、移っても大丈夫な状態にしてから2日ほど看病しに来訪までしてくれた。
彼氏は無事に済んだから良かったけれど、ぐったりしてまともに話せもしないし食べれもしない私を見張ってて良かったのかしらと思わなくもない。
「朝電話して出るのが遅いと死んだ！？って不安だったから、様子見れるだけで少し安心なんだよ」と言われたら何も言えないよね！
熱が酷すぎて体の震えやら何やらで寝られない私に付き合って、話すでもなくただいてくれてとても有難かった。
猫もお世話も時間をかけないと出来ない状態だったし、私が死んでるせいで退屈していた猫も大層喜んでいて。
あーなんか幸せだな、今死にたいな、と熱に浮かされながら思ったのでした。

本当に優しい人だなと思う。
私以外の人にも優しいっちゃ優しいけれど、私には別格に優しいのです。
そして思っているよりもずっと心配性だし寂しがりなんだなと改めて。
心配7割、寂しさ2割、不安1割だったらしいので、とりあえずは「ごめんね！」と言っておきました。
私と過ごすことが当たり前になってしまって、いない生活に不安や寂しさを覚えている彼氏可愛い。
図体のでかくてヤンキー顔男のしょぼくれた姿ほど良いものは無い。

まだ多少咳は出るけれど概ね復活しているし、仕事復帰もして。
彼氏はまだ過保護状態ですが、それももう少ししたら落ち着くでしょう。
元々身体が強い方ではないし、患うと重症化することが多いので…ぶっちゃけここまで心配されるとむず痒い。
治療薬は特にないと言った瞬間「セカンドオピニオン！」って言うし、自分で調べてみて確かに出来ることない…と落ち込むし。
生きてる？熱は？水分補給して？生きてる？とひたすら声を掛けられるのも、私が慣れていないせいかとてもムズムズするのです。
そこまで心配しなくても…だなんて思うけれど、善意でしかないので有難く受け取っておきました。

そんなこんなで過ごしていたら誕生日が迫る。
本当は前の週に祝っちゃお！という風になっていたのですが、私がダウンしていたので叶わず。
来週の休みを合わせ、プレゼントを買いに行ったりなんだりする予定です。
自分やパートナー、友達の誕生日をお祝いする習慣のない彼氏ですが、再会してからずっと私がささやかながらも祝い続けたので今ではニコニコです。
今年の私の誕生日はなにやらしてくれるそうなので今から楽しみ。
誕生日などの祝い事は全力で祝いたい派の人間なので…

でも今回は本当に、彼氏の存在やしてくれることがとても有難かった。
優しさが身に染みすぎて脳内で混乱したくらい。
私今、とても素敵な人とパートナー関係を築けているなと思えたし、これから先も変わらずにそうやっていて欲しいなと思った。
ちゃんと私を見てくれて、ちょっと過剰なくらいに心配もしてくれて、私の喜びを私と同じテンションで分かち合ってくれる。
それがとんでもなく、とんでもなく嬉しい。
今までがそうじゃなかったから余計にそう思うし、どうしたって手放したくないなぁと思ってしまうよね。

明日もお仕事頑張ろう！
めっちゃ休んだ分しっかり働かねば…