読んだ本レビュー2020.10.19~10.25

評価の目安
★3.0 ふつう。心が動かされなかった。
★3.5 良い。読んでよかった。
★4.0 すごく良い。繰り返し読みたい。
★4.5 最高に良い。出会えてよかった。


『最新研究からわかる 学習効率の高め方』
★4.7
長かった。長かった。ひたすら長かった。けど、効率の高い学習方法という汎用性の高い知識や、そこに至る手順の擬似体験、知識を得るための理解や得た後の思考に例など、得がたいものが得られてとても良かった。
「Graded Readers」「Anki」「Mouse Dictionary 英辞郎」と具体的なツールもありがたいしね。特に「Anki」は英語以外の学習にも使えるし。

あとPDFってKindleに比べてファイル管理はしにくいんだけど、制限なくコピペできるのはよかった。メモしたいときや引用したいときにすごく助かった。


『デンタルハイジーン』
★3.5
9月号の内因性酸蝕症についてはあまり知識がなかったので予防法含めて記載があってよかった。


『上級国民/下級国民』
★3.5
正規と非正規社員、大学と非大卒、モテと非モテなど国民を分断する要素について、幸福度やポジティブ感情などを根拠に定量的に語った本。
男女の違いについて論じている部分も面白い。なぜ女は恋バナが好きなのか、なぜ共感能力が高いのか、なぜ男より留学しがち、海外旅行が好きなのか。何のために男同士の友情があるのか、ゲイに嫌悪を感じるのはなぜか。など。
終盤のアメリカ国内の断絶についてはごめん、興味ないです。


『シャドーハウス』
★3.9
まっすぐ明るいメイドと寡黙な主人という意味では全く奇をてらってない設定。読んでて素直に楽しめる。二人きりの話から始まって、少しずつ世界が広がり複雑化していきつつも面白さの質はそのままで楽しめていい感じ。


『ちひろさん』(第1巻のAmazonリンク
★3.8
やっぱりショムニの作者と同じ人やん! あれー? 一回調べてみたとき名前が違った気がしたんだけど勘違いだったわ。絵柄も演出も同じだもんね。こっちの方がずっと読みやすいけど。
「お酒に酔えなくても 恋に酔えなくても シラフで楽しいことしてりゃいいじゃん?」そうね。


『グラップラー刃牙』
★4.0
もちろん刃牙自体は読んだことあるんだけど、なんか地下闘技場で戦ってるところをチャンピオン本誌で断片的に見ただけで、よく覚えてないんだよね。あらためて全シリーズ読んでみようと思った。
うん、今となっては古典的な面白さかもしれないけど、やっぱり強さの描き方が面白いなー!


『グラップラー刃牙 外伝』
★3.4
↑の外伝。まあ悪くはないけど、やっぱり本編に比べると迫力が劣る。


『二階堂幸短編集 ありがとうって言って』
★3.6
絵が好き。アンドロイドがすごく人間に近くて生活してる感が良い。


『ヒメの惰飯』
★3.1
ズボラ飯的なやつ。↑と同じ二階堂先生のマンガってことで買ったけど、こっちは全然ピンとこなかった。


『東京トイボクシーズ』
★3.9
部活動感にゲームがからんでる感じ。こういう話すき。


『フランケン・ふらんFrantic』(第1巻のAmazonリンク)(前シリーズの第1巻のAmazonリンク
★4.2
どの話もいいけど、特に神経を電極で動かすヤツの倫理観が暴走していくところと、不老不死のヤツで社会が変わっていくところが好きかな。


『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』(第1巻のAmazonリンク
★4.1
今回はバトルそのものがほぼなかったからそんなに刺激的ではなかったけど次回も楽しみー。


『織津江大志の異世界クリ娘サバイバル日誌』
★4.3
↑のスピンオフ。
うーんサバイバル面白い。
サバイバルものってだいたいポストアポカリプス設定だから、生き残るためにコミュニティが明確にならざるをえず、敵味方がはっきりしていることが多い。でもこのマンガでは亜人が敵味方あいまい。こういうキャラがいることで、強すぎる織津江の無双さが適度に邪魔され緩和されるし、孤独で単調にもなることもないから、バランスがとれていいね。


『水は海に向かって流れる』
★4.0
3巻で完結。シェアハウスで一緒に住むことになった相手と、実は親同士が不倫してたっていうメチャクチャ気まずい関係で始まる。けどノリが淡々と優しくて深刻な感じにならず読める。
ところどころ東村アキコ先生みたいな笑いがあるのもいい。
美術部の藤浪さんがいいキャラしてる。


『田島列島短編集 ごあいさつ』
★3.4
↑と同じ田島列島先生の短編集。同じように男女関係のアレな話もあれば、不思議な感じの話もある。
どうしても短編という性質上、面白さをどんどん積み重ねていった『水は海に向かって流れる』のような良さはないので、やっぱりそっちの方が好きかな。


『子供はわかってあげない』
★3.8
これも田島列島先生の作品。やばい話だけどやばい感じが出てなくてそこがいい。途中から道筋も展開もわりと見通しやすくて、ストレスなく気持ちよく読める。


『好きな子がめがねを忘れた』(第1巻のAmazonリンク
★3.9
どんどん好意があからさまになっていくのがいいよね。目つき悪い女子いいと思います。


『君は冥土様。』
★3.5
元殺し屋がおうちでメイドさんをやる話。メイドさんのキャラが子供っぽくて好き。


『スタンドUPスタート』
★4.0
ベンチャーキャピタリスト(?)の話。起業の話は好きなので読んでて楽しい。もうちょっとお金が乱れ飛んで生々しい話になった方が好みだけど。


『往生際の意味を知れ!』
★3.8
女の人:子種が欲しい 男の人:恋してる 系の話。
秋の鹿は笛に寄る』とか『あいだにはたち』とか、似たテーマのものを最近よく見るような?
この話もまた男女のスタンスが若干違って面白いかも。
同じ作者の『あげくの果てのカノン』は1巻読んでどうもピンと来なくてやめちゃったんだけど、気が向いたら読んでみようかな。


『アルテ』
★4.0
ルネサンス期、女性は結婚する以外の選択肢が全くなかった時代に、画家を目指す女性のお話。
まだ世間、世界を知らずまっすぐに生きるアルテが学んでいく姿が魅力的。


以上
ビジネス本類 5冊
マンガ 72冊

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メタルマックスゼノリボーンで最高難易度ラグナロクをクリアしたぞー。
縛りプレイ(1周目 難易度ラグナロク サバイバルモード 戦車禁止 一人旅)をちょっとやる程度になったので、本を読む時間ができてきた。

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