読んだ本レビュー2020.12.1~12.10

評価の目安
★3.0 ふつう。心が動かされなかった。
★3.5 良い。読んでよかった。
★4.0 すごく良い。何度も読みたい。
★4.5 最高に良い。出会えてよかった。


『LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界』
★3.8
老化のメカニズムとその克服方法について学術的に書いてある本。
前置きの個人的なエピソードや生理学的な話が長く学術的な話が大半。
ただ一部ぼくら一般人が寿命を延ばすために何をしたらいいかについて学術的な背景を踏まえ語られているので、そこをメインに読んだ。
食事量の制限または間欠的な断食、動物性タンパク質の制限、寒さにさらされる、運動が寿命を延ばす。サウナはたぶん身体に良い。タバコや有害な化学物質(「有害」なんだから当たり前だが)、放射線(といっても低量放射線を長期に浴びる場合はよく分からないので著者はとりあえず何でも避けてるだけ)は老化を早めるとのこと。


『東京医科歯科大学を首席卒業した名医が教える 世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか――科学的に正しい歯のケア方法』
★3.0
歯を守る大切さと方法について書いた本。
残念ながら間違いや浅い情報、整理されていない情報が散見され、臨床もやらなければ勉強もできていない人が書いた本という印象。

ただ、過去に出た予防歯科の本は本当にろくなものがないので、相対的にはまともなことが多く書いてあり、トップクラスの本になるとは思う。
歯は大切だよ、というメッセージを懸命に伝えようとしている姿勢にはとても好感が持てる。

ウチの患者さんの場合は正しく適切な知識を持つようコントロールしているのでこういう誤った情報は少しでも取り入れさせたくないけど、ウチに来られない一般の人だったらまあ読んでもプラスになるかも。

あとホリエモンさん、そのかかりつけ医はヤブだと思うので探し直した方が良いですよ。
フロスを歯間ブラシに替えたからって歯周病予防に効果的なわけじゃないし、その背景が年齢なのもおかしい。初めての患者さんに治療10分したあと説教50分するのも頭おかしいよ。


『ミスター味っ子』
★3.7
「そうはならんやろ」「なっとるやろがい!」というノリで楽しむ古典料理マンガ。とはいえ料理の工夫は基本的にきちんとしてて(たぶん)当時はもの珍しかったけど今ではすっかり定着しているものなど面白いものがたくさん。
いかにも少年マンガ中の少年マンガという描き方なところもマル。たまにこういうのを読むと心が洗われていい。


(中略)

『鉄拳チンミLegends』(第1巻のAmazonリンク
★3.8
本拠地に乗り込んだあたりからは危機感少なめでそんなに緊迫した戦いはないかなーという気はしたけど、全体にチンミ達の強さにきちんと対抗した敵達が出現してジリジリ感あるので良いと思います。


『鉄拳チンミ外伝』
★3.6
外伝で短編形式。


『実録 保育士でこ先生』
★4.0
直球の実録ギャグマンガなんだけど、どのエピソードもブフッって吹き出してしまうお話ばかり。

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だいたい毎回こう。


『鬼滅の刃』(第1巻のAmazonリンク
★5.0
ただただ素晴らしかった。
天才の魂がこめられた圧倒的な作品性と伝説的な大衆性を両立させた歴史的傑作。誰にでも勧められるマンガ第一位。


『鬼滅の刃 外伝』
★3.3
公式アンソロジーという感じ。


『2.5次元の誘惑』(第1巻のAmazonリンク
★4.0
シナリオはやや月並みだと感じるけど、今回もオタク全開でいいと思います。しかしこのエピソード長いな。滞空時間が長くてちょっと落ち着かない。


『ドラゴンボール超』(第1巻のAmazonリンク
★3.9
これはドラゴンボールという物語の宿命なんだけど、次にもっと強い敵が現れたらどうするんだろうなっていう。とりあえずはフュージョンかポタラで、その前提としてベジータも悟空と同じように修行するのかな。
あとまだモロ終わらんのかいという気持ち。


『怪獣8号』
★3.7
まだ下地を作ってる段階かな。むずむずする。これからに期待。
シナリオ的にもカタルシスはもう少し先になるので、それまでに作者の演出力が開花するかどうか。


『地獄楽』(第1巻のAmazonリンク
★3.8
終焉に向かって順調に順調に進んでる。
序盤と違って戦いの絶望感少なめ。


『神は細部に宿るのよ』
★3.4
同じ作者の『暴れん坊本屋さん』が好きなので買ってみた。ファッションの実体験について描いた本。
ノリは同じなんだけど、実際に本屋で働いていた実体験に比べると、誰もが触れるファッションの話題っていうのはちょっと弱かったかな。決して悪いマンガではないんだけど。


(中略)

『バキ道』
★3.8
今回は相撲ね。宿禰の強さの描き方が迫力あって好き。


(中略)

『魔都精兵のスレイブ』
★3.7
戦いを背景としたハーレム系ラブコメ。エロ要素ありの定番もの。天花さんいいと思います。


(中略)

『嘘喰い』
★3.5
遠い昔に断片的にしか読んでなかったシリーズ。ギャンブルの話。
全体としてどうもお話や演出が過剰というか偽物っぽいというか、なんとも肌に合わない感じがある。
それに、ギャンブルに暴力がつきものだという理屈は分かるけど、正直バトルシーンは全然面白いと思えない。

あと、賭郎のマネタイズがどうなってるのかとか、お屋形への挑戦権がただランダムに決まるだけの担当立会人依存とか、しっくりこない設計にもひっかかる。

とはいえ、とりあえず面白いと聞いたポーカー(?)のところまでは我慢して読むつもり。


『結婚するって、本当ですか』(第1巻のAmazonリンク
★3.8
そろそろお互いの好意は明確になってもいいころじゃない? 少しくらいやきもきするのは嫌いじゃないけど、ちょっと展開がゆっくりすぎる気がする。
2人が遠慮がちに会話してるところはやっぱり『神のみぞ知るセカイ』感あって悪くないかな。


『ブラック学校に勤めてしまった先生』(第1巻のAmazonリンク
★3.4
黒ギャルエロマンガ続。


『ケーキの切れない非行少年たち』
★3.7
新潮新書で話題になった同名の本のコミカライズ。
IQ70以下のいわゆる知的障害やそれに準ずる知能の低さによる生きづらさを抱えた少年が犯罪を犯し、少年院へと入院した話。
話が通じない、お世辞もお世辞として受け取れない、我慢したり考えたりすることができない少年達の生き様や表情がありありと描かれていてつらい。
が、だからこそ彼らがいったいどういう人間なのか、どう人生を歩むのか感情で理解ができる。


『魔入りました!入間くん』(第1巻のAmazonリンク
★3.6
音楽祭。いかにも入間くんな感じで雰囲気いいと思う。


『ライドンキング』(第1巻のAmazonリンク
★3.5
城を築き民を受け入れ、転スラみたいな展開になるかと思いきや、安住せず旅に戻ったのは良いと思う。その方がキャラも活きるし。


『新・信長公記~ノブナガくんと私~』(第1巻のAmazonリンク
★3.8
ふんふん。ちょっと『LIAR GAME』ぽさが強くなってきて好きかも。


以上
ビジネス本類 2冊
マンガ 48冊

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ドーナドーナをクリア。
天穂のサクナヒメはほぼ積んでるだけで主にランス6をプレイ中。


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