読んだ本レビュー2020.8.31~9.6

★3.5
企業戦略におけるストーリーの重要性とその詳細について書かれた本。文章は読みやすく平易に書かれているんだけど、とにかく著者の知識がずらずら並べ立てられていて、いかにも学者チックにちょっとずつちょっとずつ薄皮を積み重ねるようにしか話が進まないので、ひたすら長くてまだるっこしい。
メッセージが詰め込まれすぎているので、一本道で読むよりは、その人が必要とすべき知識を辞典のように引き出す使いたがる望ましいと思うんだけど、そう使える形式になっていないのが残念。そう、内容は悪くないのに、本としての作りが良くない。
なんとか我慢して読みきれればすごく勉強にはなる本ではあると思う。


★4.2
屋根の構造、階段の構造、RCの構造など、図を使って構造と用語がメチャクチャ分かりやすく解説されてる。新築を建てるときにはものすごく役立ちそうな本。
今号はすごく人気みたいで品切れ気味。早めにリアル書店で購入するか、我慢して高値でネット購入するしかなさそう。


★3.8
なぜ人間は合理的に行動しないのか、どんなに優秀な人間でも理屈に従って考えることができないのか。そしてそれを踏まえ、どうやったら思い通りのアクションを取らせることができるのか書かれている本。
たとえば医療スタッフがたったの10%しか手洗いをせず、監視カメラでモニタリングしても全く改善しなかったのが、「現在の手洗い順守率を電光掲示板で表示する」だけで90%まで改善する。
現業部門やマーケティングにすごく応用できそう。


★1.8
古典。読書というのは所詮他人の考えたものを借用するものに過ぎないから、自分で考えた方がいいよ、という話。
著者であるショーペンハウアーが携わる哲学の世界は確かに底が浅く、たった一人の天才がいればゼロからでも過去の功績をごぼう抜きできる程度でしかないので、それは正しいといえる。が、科学の世界では先人達が築いたものを礎にするからこそ(読書のように先人の知を自分の中に取り入れるからこそ)高みに至れるので全くの誤り。自分のいる極めて狭く幼稚な世界でしか成り立たないことをあたかも世界のすべてに適用できる法則であるかのように語る蒙昧さには失笑せざるをえない。
読み過ぎはよくないとか、他人の知を取り入れるだけじゃなくそれを基に考えることが大事とか、っていう話なら分かるんだけど、先人の知自体を否定するんじゃ間違いとしかいいようがない。
まあ、他人の論文まとめるだけの同業者が功績上げてるのが気に食わなくてクサしてただけじゃないかな。ブロガーが「まとめサイトってクソだよな」っブログ書いたみたいなもん。Twitterなら炎上してる。
哲学者っていうのは歴史に残る偉人でさえこの程度よ、ということがあらためて確認できる本。文章の迫力だけはある。


『少女ファイト 第1巻』リンク(Amazon)

★4.0
サラつよい。摩耶こわ~~。


★2.8
読み始めてみたら「あれ? この情報量は第1話じゃないな?」って思って、確認したら案の定これはシーズン2だったので、シーズン1を買い直した。


★3.0
バイオパンクとも違うしなんていうんだろうこの世界観‥‥文字だけで説明するのは難しい。
独特の世界観とノリで人気があるのは分かるんだけど、自分はピンとこなかった。


『マンガで分かる心療内科 第1巻』リンク(Amazon)

★3.3
まあ勉強になるかっていうと、2~3冊に一ついいのがあるかどうかだけど、やっぱりノリが好き。


『魔入りました!入間くん 第1巻』リンク(Amazon)

★3.2
収穫祭もとくに波乱なく終わり。今回もストレスなくサクサク話が終わった。


★4.0
ギャグマンガ。同じ著者が描いた幼女社長が最高に好きなんだけど、この短編集もよかった。


『上野さんは不器用 第1巻』リンク(Amazon)

★4.2
西原さんが最高にかわいい巻。


『失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~ 第1巻』リンク(Amazon)

★3.0
今回もひたすら無双。


★3.8
レンタル彼女とパパ活と友情の話。こっわ~。
こわいこわいって思うけどついつい読んでしまう。


★3.0
恋愛こじらせ集の4コママンガ。


★4.5
自分自身は残念ながら中学受験の機会が与えられない人生だったので、実際の苛烈さや当人達の気持ちが理解しきれていないところは多分にあると思うけど、それでもすごく面白い。
子供や家族が何に苦しみ悩み、どう切り開いていくのか。そうか、受験って子供が家庭が戦わされ試される場だよね。
それに私立中学校の多種多様さも驚いた。偏差値だけじゃないこんなに様々な特色があるのね。それを踏まえた受験日程の組み方も興味深かった。
すごく良かったので2回読み直した。


★3.4
ワニマガジンらしい下品な感じのギャグマンガ。


★3.3
さらに輪をかけて下品な続編。後崎さんのアナルネタオンリーなので一気読みすると食傷気味になる。


★3.5
そのとき限りの恋愛、あるいは恋愛の一部を切り取って描く1話読み切りタイプのマンガ。なにかドキドキハラハラするような波乱の展開があるわけではないけど、ちょっとグッとくる良い感じのお話が多い。


★3.3
兄弟+兄の彼女で3人暮らししているギャグマンガ。兄&兄の彼女がヤンキーで、とっても頭が悪い。冒頭で「FBIになる!」と言い出すくらい。
もうアホなことをやり続けるのを見てほのぼのするマンガ。


★3.8
依頼人に「チチもまれたのか? キモチよかったのか?」って聞いたり、「この子はSEXが大好きなんです!」って言ったりするエロオヤジ弁護士が主人公の法廷マンガ。ちょっと理屈に無理があることも多いけど、毎回「実はこんなウラが!」っていう展開があって面白い。
それと全然本筋と関係ないんだけど、自分より年下の人達が離婚でもめたる話を何話も見ると「自分も年とったんだなー」という気になる。


『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 第1巻』リンク(Amazon)

★3.2
いつものノリでロイドくんが活躍して驚かれて褒められる。ベルト娘セレンの登場が多い巻。


『2.5次元の誘惑 第1巻』リンク(Amazon)

★4.0
ギャル登場。困惑してオタク全開になるノノアが面白い。
"ダメだ… 心狭いタイプのオタクだから アヴェンジャーズ観てないのにアヴェンジャーズの例え使う人間とは喋りたくない…(バターン)"


『1日外出録ハンチョウ 第1巻』リンク(Amazon)

★4.0
いつもとは毛色が違うけど、自分の個室を飾る話が好き。


『マイホームヒーロー 第1巻』リンク(Amazon)

★3.8
新興宗教との戦いの続き。それぞれがやりたいこと、把握してる情報、行動がバラけてて複雑でいい感じ。


『Dr.STONE 第1巻』リンク(Amazon)

★3.7
今回は航海で新しい展開少なめ。


★3.5
三姉妹のガールズトーク(隠語)的なお話。


『SPY×FAMILY 第1巻』リンク(Amazon)

★3.5
今回も分かりやすいお話。こうやったら誰でも読めて人気出るよねっていう感じ。


★4.0
過去の名作を読んでみるかー、と思って読み始めたんだけど、第1話でいきなり依頼人をペテンにかけててビックリ。でも第一巻の最終話では逆に依頼人の期待以上の働きをしてたり。さすが面白い。


以上
ビジネス本類 4冊
マンガ 52冊

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