読んだ本レビュー2020.10.26~10.31
評価の目安
★3.0 ふつう。心が動かされなかった。
★3.5 良い。読んでよかった。
★4.0 すごく良い。何度も読みたい。
★4.5 最高に良い。出会えてよかった。
『 [新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か』
★4.0
読んでて途中で疲れ果ててしまったので、本当に申し訳ないけどそこまでのレビュー。第一部第三章まで(全体の40%まで)。
しっかりカッチリ理屈で経営を分析し考える本。
読んだ範囲までだと、その理屈の先でどう企業を動かすかとか、理屈に反してそれでもその事業に拘泥したい場合にどうするかとか、そこまでの記載はなかったので、その辺は補足する必要があるかなと思った。
『歯科革命3.0 1日300人以上の患者さんが訪れる歯科医院の秘密』
★2.0
かみむら歯科矯正歯科 上村 英之 先生。
予防は儲かるとしか書いてない。
か強診とかどうでもいいものが大事とか、ユニット3台スタッフ4人で1日70人と明らかに粗悪な診療をしていたりとか。内装、音楽、アロマにこだわれとか。大規模になれば患者は騙せるとか。
そういう底辺歯科医院の話。
『歯科医院地域一番実践プロジェクト―あなたの歯科医院を成功に導く物語』
★2.0
歯科医院地域一番実践会っていう有名な歯科コンサルが書いた本。
歯科のことも分からなければ経営や数字のことも分からない素人が書いた小説。
コンサルしてる歯科医院はキャンセル率20%だけど10%にできたら安定した経営ができます、って言ってて笑っちゃった。当院は3%とか4%とかそういうレベルですね。
『自費率を高めるカウンセリングシステム (歯科医院経営実践マニュアル vol.29)』
★2.0
スタッフに自費カウンセリングやらせてインセンティブ(自費をゲットしたらボーナス)払えば儲かるよ、っていう話。
そらそうやろ。
金をちらつかせて正しい知識を持たないスタッフに説明させれば、どんどんウソついてどんどん患者さんをだますから儲かるよ。患者さんの金も健康も失われるけどね。
『歯科経営2.0: 患者さんに愛される歯科医院の作り方』
★1.5
ほほえみ歯科 松岡 督明 先生。
とりあえず院長・理事長はドクター業務以外全部スタッフにぶん投げろ。自分が90点の治療ができて、勤務医が40点の治療しかできなくても任せていけっていう本。
『確実に儲けを生み出す 不動産投資の教科書』
★2.2
構造も築年数も無視して利回りを語っている素人。あー不動産コンサルね。
『経営者のための初めての不動産投資戦略』
★2.4
「新築であろうと中古であろうと最も大事なことは利回りが高いことです」→じゃあどうして君は都心かつ駅近にこだわるの?
購入予定の物件情報も持たずにとりあえず銀行に融資相談の面談しにいくとか正気か?
『新富裕層のための戦略的不動産投資』
★2.5
売買仲介さんが宣伝のために書いた本かな?
地銀Aとか地銀Bとか匿名にしたまま特徴を説明されても‥‥。
多法人スキームについて触れてたところが面白かったくらいかな。まあ「開示していきましょう」っていう当たり前な話だけど。
『<令和改訂版! >パート主婦、"戸建て大家さん" はじめました!』
★2.5
まあ本当にどうしようもなく低属性で融資の目がない人はこういうところから入ってもいいかも。
『不動産投資の曲がり角で、どうする?ーー損切りするか、保有し続けるか。』
★2.0
アフターコロナっていう視点でわざわざ章つかって語ってるけどどうでもよくない? 不動産っていうのはそんなたかだか数年のスパンを見るものじゃないでしょ?
「オーバーローン、フルローンは投資ではない」→この発言だけで素人だと断定できる。オーバーだフルだっていうのは単なる融資割合の表現であって特別な意味はない。お金は借りられれば借りられるほど良い。それだけ。そんなことも理解してないの?
『初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書――投資家100人に聞いた!不動産投資をはじめる前に知りたかった100の疑問と答え』
★3.4
おっ、これは本当に受け答えがほぼ正しくて、ちゃんとした人が書いてる感じ。
ごく一部にちょっと俯瞰的な視点が足りないかなっていう部分、例えば売却においてただより大きな売却益を得ることだけについて語っていて、それを今後の投資にどう生かすかという視点がなかったりっていう未熟さなんかはあった。だから、自分が学ぶところがあったかっていうとなかったんだけど、初心者が疑問に思うポイントをよくつかんでいて、これから不動産投資を志す、どこかまだ不安な思いがある、っていう人にはうってつけの本だなと思った。
『家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方 不動産投資・消費税還付・節税・相続対策』
★3.1
不動産投資家としても有名な税理士鳥山先生の本。
現金買いから始まるなかなか厳しいスタートだったんだねえ。
リーマンショックで不動産価格がガクッと下がったところで、本業が好調だったおかげでバシバシ融資が受けられて、しかも当時は消費税還付もできて、っていうところが大きかったのかな。
先生独自の良さとか強みとか具体的本質的なところには踏み込んでいなかったので、そこが残念だったかな。そのあたりについて書いた次の本が出ることに期待したい。
(中略)
『アルテ』(第1巻のAmazonリンク)
★4.4
ヴェネツィア編、カタリーナの心を開かせる過程も、その後アルテが成長していく過程もいいねー。
フィレンツェに戻ってからは成長要素は少なめでエピソード一つ一つへの関わり方を描いている感じかな。むしろ周囲の人を生き生きと描いている方が魅力かも。
次巻が待ち遠しい。
『バキ』(前シリーズの第1巻のAmazonリンク)
★4.0
みんな武器使っててこわ~。ダメージが大きくなって生々しい。
でも前シリーズでいわば敵役の負け確だったキャラが味方側に立って活躍するのは胸熱展開だよね。
後半はまた純粋に格闘の形式で好き。
『シャドーハウス』(第1巻のAmazonリンク)
★3.9
冒険する感じのお話になってきた。
『キングダム』(第1巻のAmazonリンク)
★4.2
ようやく戦いが一段落。なるほどねー。
それにしてもこれでもまだ趙の喉元に食らいついたかどうかってところかー。道のりは長い。
それにしても李牧は気の毒になー。
『ある設計士の忌録』
★2.5
設計士って書いてあるから不動産の話かと思ったら全然違った。怪談でしたね。
なんだろう、お話が悪いわけでも絵が下手なわけでもないのに、全然迫力がなくて何も感じなかった。
えー、なんでこれがAmazonで★4.8なんだろう。なんか面白い?
『呪術廻戦』(第1巻のAmazonリンク)
★3.9
この一つ目のヤツ、こんな強い技があったのにこれまで使わなかった理由なにかあったんだっけ? 忘れちゃった。
『ちひろさん』(第1巻のAmazonリンク)
★4.0
9巻で完結。飄々と好き勝手に生きるちひろさんと、影響を受けて変わっていく周りの人達よかったねー。
『世界で一番おっぱいが好き!』(第1巻のAmazonリンク)
★3.8
( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!
‥‥っていうほどではなくて、おっぱいそのものというよりは、おっぱいに対する偏愛を描いたマンガ。
( ゚∀゚)o彡゜ ←コイツを見て楽しむのが半分
残り半分はやっぱりおっぱいと巨乳女子の反応を楽しむマンガだけど。
『不器用な先輩。』(第1巻のAmazonリンク)
★3.9
これもキャラを楽しむマンガ。美人強気不器用先輩。
絵に描いたような(いやまさにマンガだけど)展開。
『はたらくすすむ』
★3.7
定年退職後のおじさんがビルか何かの清掃員だと思ってバイトに応募したらピンサロだったマンガ。
まあおじさんなりに若い女の子達となんとかやってくのは面白いかな。ピンサロっていう場所の特殊性もいいし。
『八十亀ちゃんかんさつにっき』
★3.1
ひたすら名古屋をネタにするマンガ。
「名古屋に観光地はありません」
「岐阜も三重も名古屋やねん」
そうなの??
『noncoma』
★4.0
( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!
こっちの方がおっぱいマンガだな?
nonco先生の素晴らしい絵を軽快な4コマで楽しめる。
ちなみに全ページカラーだからか表紙込み28ページで400円弱とお高めなので、値段を気にする人は気をつけて。ぼくは満足だったけど。
(中略)
『可愛そうにね、元気くん』
★4.0
ボコボコにされた女の子が性癖の男の子の話。
性癖自体には共感できないけど、ヒロインの八千緑さんとダーク鷺沢さんの良さはちょうわかる。
『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~』(第1巻のAmazonリンク)
★3.3
森若さんの魅力って、お仕事がデキるところと恋愛でウブなところだと思うんだけど、今回は後者の描写が多くて前者は弱め。
なのでそんなにかなあ。
『この世界は不完全すぎる』
★4.1
VRMMORPGから出られなくなった話。もちろんSAOとは切り口が全然違うのでこれはこれで。
主人公は真面目にデバッグしている中で、遊びを楽しむ他のプレイヤーとの関わったり、独特なプレイで進んでいくのが面白い。
ここからどうなっていくのか楽しみだな。
『シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』
★3.9
書籍化前から大人気でランキング一位になったとか超話題のラノベ、シャンフロのコミカライズ。
これもVRMMORPGの世界の話。
面白さの下準備をしてポテンシャルをためこんでる感じがする。
『とめはねっ! 鈴里高校書道部』
★4.3
書道部の話。真面目な主人公と部長、勝負大好き柔道部と掛け持ちの望月、やる気ない加茂と三輪が良いバランスのチーム。島さんもかわいい。
部活動っぽく皆でかけあいしながら頑張ってるのもいいんだけど、書道のことが勉強になったし、物語中で書かれる書にも感動させられて、本当によかった。
『あげくの果てのカノン』(第1巻のAmazonリンク)
★3.7
強い恋と不倫と変わっていく人を、非日常の世界を背景に描いたマンガ。
まあ質が低いわけでは全くないんだけど、これが話題作だったというのはよく分からなくて、自分はやっぱりピンとこなかった。
終わりに向けての話のたたみかたはキレイだったかな。そういうところが評価されてたのかな。
『アオアシ』(第1巻のAmazonリンク)
★4.3
青森すごー。強い敵に絶望して、それでもやるぜっていう展開が熱い。
『スキップとローファー』
★4.1
高校入学とともに田舎から東京に出てきた優等生の話。
主人公のみつみがいいキャラしてる。真面目で素直で頑張り屋で、でも鈍感でぬぼーっとしてて。
以上
ビジネス本類 12冊
マンガ 89冊
11月分からは10日ごとの更新でちょうど末日締めになるように集計・更新していきたいので、今回は調整のため6日間で締めました。
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