読んだ本レビュー2020.11.11～11.20
評価の目安
★3.0 ふつう。心が動かされなかった。
★3.5 良い。読んでよかった。
★4.0 すごく良い。何度も読みたい。
★4.5 最高に良い。出会えてよかった。
『貧乏人の経済学』
★3.5
貧乏人は未来に投資することが不可能なためそこから抜け出せないからガツンと資金援助（たとえば健康、農業を解決）すれば状況は今より良くなる。
でもミクロで見ると、収入を増やしてあげたところで、貧乏人は健康ではなく娯楽を優先し、体に悪い（美味しい）ものを食べ、ジリ貧になっていく‥‥。それを解決するには、合理的に正しいものを平等に与える、つまり自由を奪うしかない。
ですよねー。
『その仕事、全部やめてみよう――１％の本質をつかむ「シンプルな考え方」』
★4.3
なにかに集中する長所を活かす、ということに限らずビジネスで成果を出すための考え方や実践例を語った本。
物事をクリアかつキレイに整理し、正しく本質をつかみ、驚くべき功績をあげながら、それでいて取っ付きにくくなく身近に感じさせる魅力まで持っている超人？ すごいな。
何度か読んで自分の中に少しでもこの人を取り込みたい。
『感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた』（過去本のAmazonリンク）
★3.5
マンガに分類するかビジネス系に分類するか迷ったけど性質的にビジネスで。その名の通り感染症とワクチンについて解説したマンガ。
知識を整理するのによかった。
『DHstyle 2017 07 vol.11 No.137』
★3.3
小児の口腔衛生指導のアドバイス内容なんだけど、フロスがなくない？ 歯磨剤を舐めさせたりしないっていうのは口腔衛生と違う気がするし、間食を一律禁止するのも実態と効果を踏まえていないような気が‥‥。
『日本歯科評論 2018年8月号』
『日本歯科評論 2020年1月号』
★3.5
玉石混交。
個人的には口腔内スキャナーの連載で今後ちゃんとしたことが書かれるか楽しみ。「臨床経験豊富な先生方」って書いてあるのでトンデモ歯科医師が出てきそう。
『かわいい後輩に言わされたい』（第1巻のAmazonリンク）
★3.4
今回も後輩がひたすらタックルしてくるだけのマンガ。
どうも背景（？）が黒いのが回想シーンみたいで気になる。
『メダリスト』
★4.5
フィギュアスケート。プロスケーターを諦めたコーチ司と、11才になるまでスケートをやる機会に恵まれなかった少女いのりのお話。
フィギュアスケートが本当に大好きで強くなりたくて才能もあって、でもこれまで練習できなかったいのりが、へこたれながらも一生懸命頑張る姿が尊い。表情の描き方も良い。
あえて不満をあげるとしたら、ミケとコーチの登場シーンで二人をデフォルメしすぎて描き分けをぼやけて感じるところくらいかなー。
とにかく良かった。
『JKハルは異世界で娼婦になった』（第1巻のAmazonリンク）
★3.5
原作を全部読んだことあるので評価が難しいんだけど、娼婦の設定を使いながらもそれ一辺倒にならない話作りは悪くないし、絵がうまいのでまあまあ。その背反か、客との会話も缶蹴りんぐも薄っぺらいけど。
『サバエとヤッたら終わる』（第1巻のAmazonリンク）
★3.5
全然距離が近づく感じがなくただひたすらからかわれるのが平穏でいい。
『アスペル・カノジョ』（第1巻のAmazonリンク）
★3.3
うーんつらいな。ほんの少し好転しているところもあるけど、それ以上に問題が起こりまた問題が起こり。
苦難を乗り越え愛を育むのではなく、ひたすら課題をつきつけられる巻だった。
『巴マミの平凡な日常』（第1巻のAmazonリンク）
★3.5
今回も安定した駄OLの日常。
10万円の宝くじ当たっただけで散財しちゃうのが‥‥。
『新鉄拳チンミ』（前シリーズのAmazonリンク）
★3.8
前シリーズの終盤からそうだったけど、これまでチンミが学び成長していく話だったところから、一流の武道家であるチンミが活躍していく話になった。
といっても無双ばかりするわけでなく、しっかり困難な敵に立ち向かうので面白いと思う。
『少年のアビス』
★3.9
地元から逃れられず苦しみから逃れられない少年が美女に出会い、滅びに向かっていく（？）話。退廃的な描写が良い。
全然希望は見えてこないけど、ほうほうどうなるんだ？ って気になる。
『勇者のクズ』
★3.2
世界観やキャラクター、雰囲気とか独特の良さがあるマンガではあるんだけど、個人的にはそこがうまくピンとこなかったし、絵も構成も読みにくくて響かなかった。
『吾峠呼世晴短編集』
★3.7
もうちょいもうちょいという感じの面白さの短編集。これがうまく洗練されて鬼滅の刃に至ったんだろうねえ。
『みやこ美人夜話』
★3.9
何の短編集といえばいいのか説明に困るんだけど、その名の通り京都と美人というところは共通点かな。
雰囲気が好き。
『望郷太郎』
★4.0
へー、コールドスリープから覚めたパターンのポストアポカリプスものなのね。
現代人というフィルターを通して、他文化のいわば原住民と交流したり見たりするのがこのマンガの魅力か。主人公は現代の知やビジネスというバックグラウンドが強みなんだけど、それ以上に弱さが描かれるのいいと思う。
『双子たちの諸事情』
★3.2
ごく短い瞬間瞬間を描いている感じ。よく見かけるTwitterマンガ以上にお話同士の連なりというか‥‥、鎖同士がつながり一つの波になるような連続性がとても弱い。正弦波であるべきところが、予測のつかないスパイクの連続になってしまっている感じ。
イラスト系の著者なのかな。
（中略）
『さよなら私のクラマー』
★3.8
高校女子サッカーの話。
書き分けの甘さが気になる。同じチームなのに曽志崎と恩田は眉毛くらいしか違いがないし、恩田と田勢も後ろ髪の長さくらいしか違いがない。そしてスピード感ある描写の中でデフォルメされるのでなおさら見分けがつきにくい。
お話の方は、歴代名選手を出すことでキャラを描いていてスゴさが伝わるし、展開がシンプルなのでまあまあ面白い。実際の女子サッカーとははるかにかけ離れたファンタジーだけれども…。
『カッコウの許嫁』（第1巻のAmazonリンク）
★4.0
今回はほぼただの日常。
『カッコウの許嫁』（第1巻のAmazonリンク）
★3.7
頑張りを収穫する巻。
『男子高校生を養いたいお姉さんの話』（第1巻のAmazonリンク）
★3.8
相変わらず偏執的なところは好きです。美人だしスタイルいいし。
『化物語』（第1巻のAmazonリンク）
★3.8
ほぼバトルでふーんという感じ。羽川の描写は好き。
『デンタルクエスト』
★4.2
歯科衛生士を主役とした本格歯科マンガ。
読んでいる人にしっかり知識を与え、啓蒙し、なおかつ面白く描こうという気持ちがびんびんに伝わってくるとても素敵な作品。
協力している歯科医師会の能力不足のせいか一部問題ある描写が見られるのでそれについては別記事で指摘した。
『惰性67パーセント』（第1巻のAmazonリンク）
★4.0
引き続き堕落した大学生活とところどころエロい話。
あえてあげるなら嵐の夜の話が好きかな。
『天野めぐみはスキだらけ！』（第1巻のAmazonリンク）
★3.6
ほぼ同棲＆新キャラ登場で変化があってよかった。
『リノベ暮らしはじめました』
★3.9
不動産賃貸業をしていると中古物件に抵抗はなくとも、どうしても築年数＝価値という見方になってしまうけど、こう柔軟に考えて予算をうまく活用して自分達の満足する住まいを手に入れるっていうのはとてもいいよね。
どんな問題に直面するか、何を考えたらいいかポイントもしっかり説明してくれる良マンガ。
しかし施工ミスを見ると動悸が‥‥。
『ドラゴン桜2』（第1巻のAmazonリンク）
★3.6
社内政治長い。
以上
ビジネス本類 6冊
マンガ 57冊
信長の野望 武将風雲録を遊び始めたので読んだ本すくなめ。
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