読んだ本レビュー2020.9.28～10.4

2020年10月4日 23:32

評価の目安
★3.0　ふつう。心が動かされなかった。
★3.5　良い。読んでよかった。
★4.0　すごく良い。何度も読みたい。
★4.5　最高に良い。出会えてよかった。

★4.8
ユニクロで幹部社員が実際に使っている門外不出（？）のノート。
こんな雲の上の上の上の上の神様に対してコメントするのもおこがましいけど、圧倒的な迫力、説得力、正しさ、明確さ、完成度の高さを感じる。すごいとしかいいようがない。
ゴーストライターか誰かが書いてるかもなーと思って読んだらとんでもなかった。これは本当に実践して失敗して成功してその膨大な積み上げがある人にしか絶対書けない。

経営者に必要な4つの力とは、変革する力、儲ける力、チームを作る力、理想を追求する力。

経営者は「危機感」にもとづいて経営をやるべきであって、「不安」にもとづいて経営をやってはいけません。

などなど、経営者は絶対読んだ方がいい。損はさせない。
何度も読んで自分の中に取り込んでいきたい本。

★2.5
伝説のネットゲーマー（笑）藤田祥平さんの自伝。マイナーゲームでちょっと強かった程度で、伝説のネットゲーマーの呼称には到底ふさわしいと言えない実績としか思えない。
呼称はともかく内容は面白いというので読んでみたんだけど、全然ピンと来なかった。何かを成し遂げた人が持つスゴみが全然感じられない。
ただのゲーム好き文学好き少年が自分の歴史を美化して書いたよね、という印象。

『おとなの1ページ心理学第1巻』リンク（Amazon）

★3.5
完結。もはや何が書いてあったか記憶に残らないくらい心理学要素が薄いギャグマンガ。や、ギャグはド定番で好きだけどね。

★3.5
どこかで試し読みしたときにイマイチ面白いと思えなかった記憶があったんだけど、なんとなく1巻だけでもと買ってみたら悪くなかった。メタ的なギャグ好き。

★3.2
亜人レズもの。ご都合主義で安直かもしれないけど嫌いじゃない。

★4.1
自分も死んだ後こういう形でももし少しでも奥さんといられるんだったら嬉しいな。ゴキブリへの対応がウケる。

★2.5
マンガの形は取ってるけど、実質的に同人CG集みたいな感じ。

★3.8
90年代のエロゲー制作。当時の話もそこそこ分かるし時代を感じて面白い。
読み終わってから気がついたんだけどアクアプラス！　アクアプラスが入ってるのか！　なるほどねー。

★3.9
大学に入ってみたら全然数学できなかったクンを題材に数学について色々。といっても数学一辺倒ではないし、雰囲気も含めて好き。

『いとなみいとなめず第1巻』リンク（Amazon）

★3.6
典型的デキる女上司という感じで良い新キャラ。一応ケンカといえる描写はあるけど、やっぱりずーっと夫婦仲良く穏やかな感じ。

★3.2
アル中だな…。アル中だ…。アル中だな…。と思いながら読み進めていたら終わった。
まんきつさんの言葉や表情を見かけたことがあって、この人ぶっ壊れてんな、と感じてはいたけど、それがこのアルコール依存症から生まれていたのか、本来的に持っているユニークさからだったのか（当時は後者だとしか思わなかったが）分からない。
アルコール依存症は死ぬまで治らないので、うまく生きていけることを願うしかない。

★3.9
各国の政治的な諍いを頭脳と格闘で解決していく話。銃が全然撃てないのは、ゴルゴ13を意識してあえてそういう設定なのかな？　うまく頭を使って問題解決していくので、パターンに柔軟性があるのがいい。そのぶん一つのお話が長くなるのでカタルシスの頻度が低めなのと、絵柄はもうちょっとスッキリした方が好きというのはあるけども。

『鬼滅の刃第1巻』リンク（Amazon）

★4.9
伊黒の過去、無惨の強さ、新しい攻め手。それらの迫力。
文句のつけようがない。
しかしこのまま無惨が弱っていって…というのもスムーズすぎるので、どこかで禰豆子を喰って一気に回復&解毒した上に陽の光を克服とかするのかな。でもそうなると良い感じの逆転の手がなさそうな……十四の型的な？　個で縁壱を超えたらおかしいから、複数人で協力することで生まれる型だろうか。
あとでもう少し考えてみよう。