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転職エージェントが転職すべきタイミング

久しぶりにnoteを更新します。
現在、会社で転職のご支援をしておりますサイノと申します。

転職のご支援をしている職業柄、「自分の市場価値ってどうなんだろう」と思い、外部の転職エージェントさんとお話しすることがたまにあります。

その際に、転職エージェントが転職すべきタイミングに関してお話ししましたのでそれを共有できればと思います。

向こう1年間のビジョンをハンドリングできるようになったら


これってどんな状態なんだろうということを具体的に言語化できればと思います。

具体的には、2桁の人数のマネジメントをしてるかどうかです。数人のマネジメントであると、基本的にはKPIの管理・メンバーの育成などがベースに挙げられますが、2桁の人数をマネジメントするとなると一定ビジョンや将来の方向性を考えなければいけないフェーズが来ます。

これをつけるためにも2桁の人数のマネジメントを行う必要があります。

では、どうして転職をするとなるとこの条件を満たしていることがタイミングなのでしょうか?理由は3つあります。

理由①:「転職エージェント=いい人がいればマネタイズできる仕組み」とみられがち

例えばSaaSや有形商材の営業と違って、入口は無料です。そのため多くの企業は紹介権を預けます。そしていい人がいれば、紹介できマネタイズできる仕組みとなっています。

一方で、SaaSのような会社はまずお金を出してもらわないと使ってもらえない仕組みです。そのため、入口での提案力・クロージング力が非常に求められます。

転職エージェントとして身に付くことはSaaSで求められる営業力とはかなり違いがあります。そのため、ポテンシャル採用として転職できても、他の業界でゴリゴリ売ってきた人からするとスキル不足の可能性があります。

理由②:マネジメントタグをつけることができる

上記のこともあるので、人材紹介経験者は「営業」というタグでは少し弱いのです。そのため、他のジャンルでラベルを付けることができれば異業種への転職も可能になります。

そのうち1番親和性があり、汎用性があるのが「マネジメント」です。ただ、1桁のマネジメントだと先ほどもした通り、KPIをガチガチに固めて達成させるためにはを考えるだけになります。そのため2桁の方までマネジメントして1年計画などに携われるようにできれば価値も上がります。

理由③:採用周りも任せてもらえる

最後に、人材紹介で役職付きだった場合ベンチャーなどに転職すれば人が少ないということもあり、採用周りも任せられることが多数あります。

メンバークラスではどうしてもCSやISなどしかできないですが、マネジメント経験があれば人事担当になることもできるので幅が広がります。


以上のことから、転職エージェントで転職を検討する場合は、向こう1年間のビジョンをハンドリングできるようになったらが適切であるのではないかと議題に上がりました。

もしご質問等があればお気軽にご連絡お待ちしております。



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