キリンから学んでみよう

キリン

うーん。(゜-゜)
よくよく見ても、ビックリするところ満載の動物ですね。
動物園でも「あ、キリンや」くらいに子供に言われてたり、そこまで目玉になったりしていないのですが、「え？そのレベル？」っていつも思うのです。
人の思考とは面白い。

温厚、かわいい、平和。と表現される事が多いんですが、その実地元アフリカサバンナでは1位か2位を争うほど喧嘩が強いのはご存知？('ω')

サバンナって言えば動物界のスター選手が集う超弩級の世界です。
ザ・殺し合い。です。
キリンはライオンに襲われても頭蓋骨を砕く力で蹴り飛ばす事が分かっています。
キリンを捕食する際には10頭以上のライオンが一斉に襲うくらいしないと困難であるとも言われます。

キリン同士の喧嘩では長い首で喧嘩します。
で、首の骨が折れるほどに喧嘩をします。

そんな最強の喧嘩師が人間界の動物園ではおとなしく木の上の葉を食べて「温厚・平和」の称号を得てんねんから、
＜環境＞って大事ですよね～('ω')って話ですよ。
アフリカのサバンナで出会った時は、＜怪物＞に見える事でしょう。（笑）

人間も同じかもしれません。

どれだけの＜怪物＞でも、食住が常に備わっていて、過ごしやすい自然に囲まれれば＜温厚＞になるのかもな。とかキリンを見て思うのです。

が、ご存知。この世界はどの地域に生まれたかによって、気質は変わるのですよ。
今日も生きていける食料も不安な地域もあるし、
冷蔵庫もエアコンも電子レンジもない地域もあるのですよ。
どこの地域に生まれるか？で決まるのですよ。
難しいね。

キリンからそんな事を考える。

ちなみに。
キリンは法律上で個人で飼育できる＜最大＞の動物です（笑）
日本でも可能ですよ！

しかしもちろん。実際に飼うのは不可能に近いです。
説明不要かもですがね（笑）

値段は1頭「300～1000万」です。
車くらいのノリです。
餌代は1日3000円ほど。
身長は5ｍくらいあるから、2階建てレベルの飼育小屋がいります。
飼育小屋がないと避雷針となり死ぬ可能性があります。（笑）
寿命は25～30年生きます。

何よりも大事な事。
品質改良をしていない事。
つまり、ペットに適するように設計されていない。
神経質であり、好奇心旺盛というつかみにくい性格。

毎日関わる飼育員の事を理解するのに「2年」はかかると言われます。
しかも、服装や髪型が変わると警戒して襲う事もあります。
僕らが猿を見て区別できひんのと同じです。
毎日赤色のベスト着た猿ならわかるって感じ。
でも２年はかかります。

猫のように懐く事は確認されておらず、犬のように従順とは真逆です。
物理的に見下ろしているので、何かしらの要因でキリンよりも上から何かをしようとすると襲う事があります。
下からいきましょう。
お姫様のような相手です。

本来、野生動物を人間の都合に合わせてコントロールするのは、至難の業って事です。
動物園のみなさま、ありがとうございます！！
キリンってめっちゃ大変やねんな。

キリンに限らず、｛ペットになっていない動物｝は必ず理由があるって事です。
あと、猫のように｛野生を承認｝されているのもね。

キリンが日本で野生におったり、ペットで飼ってたら、
恐らく何かしらの革命が発生するでしょう。

最後に無駄知識。
睡眠時間は20分。深い睡眠は「1～2分」
8割がゲイです（オス同士での交尾）
なので群れでは
残り2割が生んだ子供の育児を担当するクレイシというグループで必死で育てるようです。

知れば知るほどカオスやな、キリン。

首長すぎるから、血圧は人間の２倍あるみたいです。
めっちゃ血管大変そうや。
しかもその血圧の仕組みは研究されてて、宇宙服に応用されてるそうですね。

キリンから学ぶ事も山ほどあるって事でした。
まあ何でもかんでも「当たり前」なんて悲しい結論してないで、
疑問に思った事は徹底して調べるとおもろいもんです。

ちなみにキリンの輸入は、アフリカから直は無理です。
伝染病を防ぐ検疫にひっかかるんです。
なので、基本的には欧米からの輸入になりま～す。

買いたい人はぜひ！！

にしても、セレブですらなかなかキリンを飼っている人がおらん理由も、想像できてきたな。。('_')