大人になるまで #5
僕ら世代はスラムダンクど真んなか世代、Jリーグ派のサッカー小僧となる寸前に桜木花道に心うちぬかれて中学ではバスケ部に入部。
でもラモスのJリーグカレーは好きでしたよ。
夏になるまでボールに触る事はほとんど無く、ランニングと筋トレの日々、20人ぐらいいた同期も夏休みが終わる頃には10人以下まで減ったかな。
夏休み中の練習も先輩の可愛がりにいつもぶっ倒れそうでした。
この頃に最後までやり遂げる精神力と辛さに耐える忍耐力が鍛えられたと思う。
あんなにぽっちゃりで腕立て伏せも10回出来なかった自分が、2年生になる頃には激ヤセしてスポーツマンに激変。
この頃にちょっとモテたと思う。
この経験から「太ってる自分はダメなヤツ」ってコンプレックスが出来上がってしまった。
これは今でも引きずってて、思春期の成功体験や挫折から得る感情って、人の根本的な性格を形成しちゃうのかなと思う。
この性格やコンプレックスを大人になって変えようと思うと、かなり意識して自分を苦手な事にチャレンジさせて、更に成功体験を何度もしないとなかなか変わらないと思う。
幸い忍耐力は鍛えられたから心が折れる事は滅多にないけど、チャレンジして失敗したらと思うと怖さもあって、なかなかチャレンジ出来ないよね。
でも大人になって色んな人に出会って、好きな人や憧れる人が出来ると、いつのまにかチャレンジしたくなる。だから、僕は色んな人と話して感じて好きになって自分の嫌いを好きに変えたい。
あの頃のガッツをもう一度!