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洋画『僕と頭の中の落書きたち』が、最近で一番面白かった件について。

勇気を出して好きな人をプロムに誘い、とびっきりのオシャレをしてプロムで踊るふたり…

アメリカの高校が舞台の作品といえば、大体はこんなイメージ。

主人公たちと同じティーンエイジャーの時は、前述のような作品をドキドキしながら観ていたと思うのですが、
今では新鮮味がかけているように感じて途中で観るのをやめてしまいます。

今回紹介する『僕と頭の中の落書きたち』は、
そんな私が久しぶりに「面白い!」と最後まで観て、

さらに「あれ、これ最近観た作品の中で一番面白かったのでは…!?」と思った記念すべき(?)作品です。


✏️ストーリー

高校生のアダムは実験の授業の最中、目の前に幻覚が現れたことで事故を起こしてしまう。統合失調症と診断されたアダムは、母と一緒に治療を模索するがどれも上手くいかない。自らの病を秘密にしたまま学校生活を送る中、「普通の人生を送ること」を諦めかけていたアダム。ある日、同じ学校に通うマヤと出会い、二人は次第に惹かれあっていく。マヤとの出会い、家族や周囲からのサポートにより、アダムは精神疾患と葛藤しながらも人生に光を見いだすようになる。

公式サイトより

家族、恋人、夢...全てに、『統合失調症』という壁が立ちはだかるのが切ないんだなぁ。

📕総合評価

新鮮さ 18/20
面白さ 18/20
感動  18/20
キャスト 17/20
その他 16/20

合計87点/100点

❣️ここが良かった!

なんと言っても、新しい青春学園ストーリーだったこと。

大人になっても観られる学園ものってほとんどないと思うのですが、
この作品はもはや、『大人のための学園もの』だと思います。

学生の頃のあの無防備な輝きも、
その後の抗えない時間も社会も知っている大人こそが、
主人公のアダムに共感できるから。

さらに、主人公・アダムを演じるチャーリー・プラマーがめちゃくちゃイケメン!

Charlie Plummer(チャーリー・プラマー)

生年月日:1999/05/24 なんと23歳!
父親は映画プロデューサー、母親は女優という芸能一家の長男です。

2017年には映画「荒野にて」で第74回ベネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞、
その後リドリー・スコット監督作「ゲティ家の身代金」(2017)の出演や、
「クローブヒッチ・キラー」(2021)の主演など
着々とキャリアを積んでいることから、今後の活躍に要注目の俳優です!

💬印象に残ったセリフ

冒頭、アダムが病気を診療している先生に向かって言ったセリフ。

「ガン患者は大勢が助けようとしてくれるけど、
統合失調症の患者には誰も関わってくれない」

心の奥がズキッとしました。
きっと、今まで目を背けてきたことだから。

幻覚や幻聴が聴こえて、何が本当なのかわからなくなったとき。
何を信じればいいのか、何が救いになるのか。

アダムから学ぶことがたくさんありました。

🙋‍♀️こんな人にオススメ

・青春学園ものに飽きてきた人
・洋画を観たことがない人
・チャーリープラマーが気になる人

🔗映画『僕と頭の中の落書きたち』

今回、紹介した映画『僕と頭の中の落書きたち』は、現在Netflixにて配信中です!

https://www.netflix.com/jp/title/81311296

以上、作品紹介でした!
ここまで読んでくださったそこのあなた!
ありがとうございました〜〜

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