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32歳。EXILE第1章に青春を感じてしまった。

久しぶりに忘れていた感覚が蘇った。

金スマでEXILE誕生物語のドキュメンタリーが放送されていました。32歳の私は清木場俊介さんがメンバーだった第1章のドンズバ世代で、高校時代部活の帰りに仲間とカラオケに行っては飽きもせず毎回歌っていました。

なので酒は進むし、気持ちは熱くなるし、元気をもらいました。

ダンスや音楽がカッコいいもありましたがどちらかというと遊ぶ時はヤンチャで、真面目になると熱く語り、テレビで見る機会がどんどん増えて頭角を表す元気な兄貴達と言った感じで、男の先輩としてかっこいいという目で見ていたんだと思います。

特に私はSHUNこと清木場俊介さんの渋みというか、ボーカルなのにあんまり前に出てこない感じとか、でもふざけると面白く、我流で鍛えた歌は抜群という、グループの中でのポジショニングとか生き方みたいなところに魅力を感じていました。なのでレコード店でアルバムの告知スタンディに、「緊急発表!SHUN脱退!」の文字を見た時は思わず立ち止まって動けなくなった記憶があります。

あとはHIROさんのリーダーとしての姿、本気で夢を語るとか、仲間を集めたり、ボーカル2人を見つけは行動力、松浦前社長に決意を見せようとプライドを捨ててシダックスで踊った話、周りも共感して動いてくれてる感じなどは、上に立つ人の決意や強さを学んでいて著書のビーボーイサラリーマンもそういえば買って読んだ記憶があります。

そんなこんなで、金スマのエピソードみて熱くなり、YouTubeでついついEXILE第1章の動画を探していました、こんなに熱くなって、その後もそれが残ってて動画探してて、本も読んでたなんて、結構好きだったんだなってことにも気づきました。

そういえば家で爆音で流しながらSHUNの声に合わせて歌ってて、家族にノイローゼになると本気で止められたなぁー。

そんな入れ込んだEXILE第1章のみなさんも40 歳オーバー、HIROさんに至っては50歳ということで、あの時背中を見ていたヤンチャな兄貴達は渋みのある大人の男になっています。

YouTubeのコメント欄でもSHUNがボーカルだったことを知らない世代のファンが「この帽子の人誰?(SHUNのこと)」って言っていたり、動画が全部4:3だったりして、あの日新しいと思っていたものはいつのまにか古き良き思い出となっていることに、少なからず侘しさを感じ、自分も歳を取ったんだなぁとおじさんめいた思いが頭の中を駆け巡りました。いけないいけない。

少し上の世代の人がチャゲアスを歌う時、どっちがチャゲでどっちが飛鳥かを取り合ったらみたいな話を聞きました。正直ポカンでしたが、なるほどそれはEXILEを歌う時にどっちがATSUSHIでどっちがSHUNかを取り合うのとおんなじことなんだなと、そして僕らの下の世代からするとおんなじ様に思うんだろうなと思いました。

僕らが昔を知らなかったように、僕らが新しいと思っていたものも昔になる

でも嬉しかったのは、その時感じた事が自分の心にちゃんと刻まれていたということ。

SHUNがソロ活動をするために人気絶頂の最中脱退した時に見せた己を貫くという姿を見ていたから、自分が人と違うことがあっても臆さずに行動することをよしとしているし、

HIROさんが著書のなかで語っているような、チャンスをモノにする、そして前に進み続ける攻めの姿勢は、目的を見失わない強さを与えてくれました。偶然にも一個前の記事はつづける力でした。

今自分はサラリーマンで、広告営業の世界で自分のアイディアを形にしたり、行動する世界にいます。そんな中でも自分を貫く大事さや毎日を目的に向かって動き続けられるのはもしかしたらEXILE第1章の皆さんのおかげかなと思っています。

一時期EXILEが好きという事がこっぱずかしい時期もありました。でも今は違います。

もはやEXILE第1章の楽曲も思い出の曲になりつつあります。聞くだけで高校時代がフラッシュバックします。

あれが青春だったのかなぁ

そのことに驚き、少し侘しさを感じ、結局感謝をするという今日のnoteでした。

お読みいただきありがとうございました!

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