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米国独禁法

Googleが米国の独禁当局から提訴された。

ネット検索で圧倒的な支配力を利用して自社サービスを優遇する契約をスマホメーカーと結んだことや、アップルとGoogle検索を標準としていることで競争を阻害した疑いがある、というのが訴因。市場の独占なので客観的な要件も必要になりますが、なんとGoogleの検索エンジンの世界シェアは91.8%とのこと。これは凄い。

米司法省、Appleとの契約「反競争的」 Google提訴で:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65257310R21C20A0MM0000/

今まで、ITの成長の牽引役の一角をGoogleが担っていたので、事実上アメリカでは黙認されていたのだと思うのですが、大統領選の影響や流石に大きくなり過ぎた図体がやり玉に上ってしまった感じですね。

独禁法の論点や、今後の訴訟自体の推移にも興味が惹かれますが、ライフハックにはどう影響してくるでしょうか?

検索エンジンの独占が是正されれば検索エンジンのSEOにも影響があるでしょうし、Googleの株価、他社の株価、また米国の株価総額にも影響が出てくるかもしれません。Googleの時価総額は1兆ドル、100兆円ですからトヨタの5倍近くあることになりますね。

2020年10月22日現在のGoogle株価は1,600ドル前後。下がる気配は見えません。

マイクロソフトに注ぐ大規模独禁案件。米経済全体に与える影響も含め注視したいと思います。

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