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決算は大事です

事業や投資を行う上で、決算はとっても大事です。一方で個人的に儲けを出すときは決算的な考え方に拘ってしまうのもちょっとしたリスクがあります。何故でしょう。

先ず、自分で事業を行う上で、決算はとても大事です。どれ位収益を上げ、どれ位コストを掛け、利益をどの位出し、どれ位納税するか。

収益-コスト=利益 そこから税金

という試算を出さずに事業を進めて行くのは困難ですし、出すべきものです。実際に事業を行うと如何にしっかりとした決算を出し続けるのが難しいかが分かってきます。殆ど当たらない環境要素等が出てくるため、なかなか予定通りにはいかないものです。

好決算を出し続けられる会社は投資するのにも適していますし、約束を守れない様な会社に自分の大切なお金を預ける気にはなりませんよね。(例え高成長でイケイケの将来性があるとしても、業績のコンセンサスはしっかり見て行く必要があります。一株当たり利益:EPS、売上高、次期以降のコンセンサス予想等は若い企業でもしっかり見て行く必要があります。これはステークホルダーとのコミットメントだからです)

一方、まだ見ぬ投資対象に、例えば年利5%のリターンとか設定してしまい、その「自分の」決算通りに動いていくと思わぬ機会損失を生んでしまう可能性もあります。例えば直近の良い例では、仮想通貨等(例えばビットコイン)の利回りを自分の決算目標値50%位でおいて、この1年運用していたら、実際は600%位ありましたので、550%分取り損ねたことになります。

ここは難しいとろころですが、株式や債券は一定の利回りを見込み運用し、新しい商品等は損も覚悟で爆益を狙うというスタンスの方が儲けが多いです。

企業の決算は重要ですが、自分の収益決算はポートフォリオの性質に沿ってやっていきましょう。

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