Web開発を始めてから一年間で作った6つのサービス
こんにちは、趣味で個人開発をしている寺井です。
個人開発はすごくおもしろいです。
誰かの課題を解決できるような、あるいは誰かをくすっと笑わすことができるようなアイデアを形にして、実際に人に届け、感想やフィードバックをもらうという活動はとてもやりがいがあり、毎回様々なことを学ぶことができます。
そして何より、自分の開発したサービスを通して人の役に立てたり笑ってもらえた瞬間はすごく嬉しいです。
Web開発の学習をしてから最近一年間が経ったので、今回はこの一年間でリリースした6つのサービスについて、公開した順に紹介したいと思います。
1.SlackスタンプBot(通称:寺影Bot)
【リリース日】2021年2月27日
【開発期間】1日
【1日あたりに押したスタンプの数】10,465個
Slackのスタンプをひたすら押しまくるBotです。
お題に沿ったWebサービスを一週間で作るweb1weekというイベントで開発しました。
このときのお題は「増やす」でした。
当時RUNTEQの受講生の増加にともなってSlack上のtimesチャンネルもどんどん増えていき、これまでたくさん押されていたスタンプも少しずつ数が減っていきました。
そこで、このBotを受講生の方のtimesに召喚してカラフルなスタンプを押しまくることによってtimesを(ネタで)盛り上げようと思って開発しました
深夜に受講生のtimesを徘徊して10,000個を超えるスタンプを押し続けるこのBotは、一部の受講生からは寺影Botという愛称で恐れられていました。
2.AmongUs参加者選別Bot
【リリース日】2021年2月28日
【開発期間】1日
AmongUsの参加者をランダムに10人選んで、選ばれた参加者のチャンネルに通知しに行くBotです。
このBotもweb1weekで開発した作品です。
AmongUsの参加者を「増やす」ために、Crewmateが直接参加を促しに行くBotです。
39℃の熱が出て声も体も震えが止まらない中、がんばってkillしてなんとかImposterの役目を果たしたのが懐かしいです。
3. 席替えメーカー
【リリース日】2021年3月13日
【開発期間】2ヶ月
【ユニークユーザー数】30,000人
【一ヶ月あたりの新規ユーザー数】6,000人
自分自身が教員だった体験から、何か業務改善に繋がるようなサービスを作れないかと思って開発しました。
教員時代から抱き続けている思いは、以前こちらの記事に書きました。
技術的な話は、以前Qiitaの記事に書きました。
私はもう自分のことを教育者とはおそれ多くて言えませんが、教師の業務が分かる開発者として自分にできることを続けていき、少なくともずっと教育者の仲間であり続けたいと思っています。
4.Terai Shogo's Portfolio
【リリース日】2021年5月12日
【開発期間】1週間
【ユニークユーザー数】400人
いわゆるポートフォリオサイトに憧れて作ってみました。
勉強のためにテンプレートなどを使用せずゼロから自前で作りました。
作った後は更新できていませんが、自作でブログを開設したくなったらこのサイトを拡張していこうと思っています。
5.世界一セキュリティが堅牢なアプリ
【リリース日】2021年6月19日
【開発期間】2週間
【ユニークユーザー数】1,200人
reCAPTCHAをパロディにしたネタアプリです。
散歩中に、こんなのあったらおもしろそうだなーとネタを思いつきました。
天才ハッカーにしか解けない問題が並んでいますが、3通りのヒントのうちどれかに気づくことができればクリアできるようになっています。
今のところ全挑戦者のうち約半分の人しかクリアできていないので、ぜひ挑戦してみてください。
6.大谷メーター
【リリース日】2021年7月13日
【開発期間】1週間
【ユニークユーザー数】100人(Chrome拡張機能インストール数)
大谷選手のHR数を表示するChrome拡張機能です。
大谷選手がHRを打ったのかが毎日気になっていたので、邪魔にならない最低限の通知をしてくれるサービスとして作りました。
自動で更新されるバッジだけでなく、最新HRの動画リンクも表示されます。
技術的な話は以前Qiitaの記事に書きました。
また、このサービスで初めて海外の方に英語でマーケティングまで挑戦しましたが、住んでいる国や使っている言語が異なっていても、たくさんの方が喜んで使ってくださってとても感慨深かったです。
終わりに
最近はなかなか個人開発に時間を使えていませんが、これから開発したいアイデアはいくつも頭の中にありますし、すでにリリースしたサービスの中にも改善したい点がたくさんあります。
技術を勉強することはもちろんですが、Web開発を始めてからの二年目も、作りたいものを作ることの楽しさを忘れずに、様々なことに挑戦していきたいです。