INFJにとって心理職は適職なのか
こんばんは、けろ介です。
私はINFJでかつ心理職として働いています。
表題について、結論から言うと、
「適職だと思う。ただし注意点はある。」
というのが私の考えです。
あくまで私個人の意見ですので、#エッセイ として、温かい目で読んでいただければ幸いです。
くわえて、心理職の経験もまだ浅いのでご容赦ください。
さて、たくさん予防線を張ったところで、本題に入ります。
適職だと思う理由
①利他的であること
他者を支援する仕事なのに、自分の利益を優先するタイプだと普通に困ります。
お金儲けのために、内容のないカウンセリングをたくさん実施するなんてもってのほかですよね。(生活費は稼がないといけませんが)
対人援助職には「人の力になりたい」という気持ちがあることが前提になると思います。INFJの利他的な性格は、心理に適しているでしょう。
ただし、必ずしも相談者から感謝されるとは限らないのでご注意を。
気持ちが回復してパタリと来なくなるケースもあれば、学校の卒業などで強制的に終わりを迎えるケースもあります。
(※働く心理の領域にもよります。)
カウンセラーは、相談者に忘れられるくらいの存在感がちょうどよい、と私は思っています。
「ありがとう」と言われて実感を得たい方は、心理職よりもボランティア活動などされると良いと思います。
②高い洞察力
INFJには、高い洞察力があるとされています。
この洞察力は相談者の気持ちの理解や、適切な見立ての一助となると思います。
カウンセリングには、相談者を適切に見立てる力が必要ですので、洞察力を発揮して適切な支援につなぐことができるでしょう。
(できると思いたいです)
見立てるというのは例えば、相談者が今困っていることは何か、状況などを聞いて、こういった支援が必要だとか、ときには検査などを実施したりして、相談者のことを多角的に理解することです。
要は支援するために、仮説を立てることです!
③自分の気持ちに正直
INFJはどうやら自分に正直であるようです。
私も嘘をつくのは大の苦手です。
自分の気持ちに正直であることも、カウンセリングにおいては重要な役割を果たします。
傾聴していると、相手の話に呑まれそうになることがあります。
深い共感によって、相手の感情(悲しみ、怒り、など)を受け取りすぎたり、自分の過去の出来事を思い出して感情が湧いてきたり…。
その際に湧いて出た感情を押し殺さず、自分は今こう感じているんだなと、ありのままに受け止め、率直な態度であることが重要とされています。
このようなことをカウンセリングでは、自己一致の状態にあると言います。
自分に対して誠実であることは、自分の身を守るだけでなく、結果的に
相談者にとってもプラスになります。
④繊細であること
批判に敏感というのもINFJの特徴の1つです。
ただ教えてくれただけでも、すべてを否定されたように感じることはありませんか?(私は多々あります…。)
頭ではただの指摘と分かっていても、ひどく落ち込んでしまいますよね。
でもこの繊細さも必要です。なぜなら、
繊細だからこそ、繊細な人の気持ちがわかる。
この一言に尽きます。
デリカシーのない人には相談したくないですよね?
たった一つの注意点
⬛︎とにかくセルフケアを怠るな
これはINFJ自身の課題にも挙げられています。
対人援助職である以上、精神的な摩耗はあります。ことINFJにおいて、
セルフケアはより重要でしょう。
重い話に共感し傾聴していると、こちらまでその重さによるダメージを受けることがあります。
(先程も述べましたが、そうならないように、心理士は自分の気持ちにも敏感にアンテナを張り、自己一致の状態であることが目指されます。)
INFJは一人で内省モードに入ったりして、ぐるぐる考え続けるので、内なる思いが溜まりやすい気がします。そのため、定期的にストレスを発散させることが必要です。
ストレスの発散方法はひとそれぞれですが、noteを利用しているINFJの皆さんがおっしゃっているように、noteでの発散、おすすめです(^^)
適していない職種
⬛︎教員はやめておいた方がいいかも
蛇足ではありますが、個人的にやめた方がいいかなと思う職種です。
16Personalitiesでは、人と関わる仕事が多く挙げられています。
この中でも教員は、少し方向性が違うのではないかと考えます。
教員として勤めたことはないので経験論にすらなりませんが、
教員は1対1よりも1対多である場面の方が多いです。
大人数の中で長時間過ごすことに加え、30~40名前後の生徒の前で講義や指導をすることも、かなりのハードルになると思います。
私は端的に口頭説明するのが苦手なタイプなので、余計につらいです…。
心理職でも、心理教育といって地域社会に心理学についての講義のようなものを行うことがありますが、それも1対多です。
概ね望んで聞きに来てくれている方が多いので、進行もスムーズですが、苦手な方は注意です。
最後に
自分の仕事の振り返りも兼ねて、書き始めてみましたが、INFJで「心理職をやってみようかな」と考えている方の参考になれば幸いです。
「心理職は適職だと思う」と言ったものの、私は現在、心理職を続けるかクリエイティブな仕事にも挑戦してみるかで悩んでいます。
INFJのクリエイティブな力は副業などで発揮するのがよいのかもしれません。
クリエイティブな仕事をされている方がいらっしゃいましたら、ぜひその感想をお伺いしたいです🌱
お気軽にコメントください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました(^-^)
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