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”高比良くるま”のおかげでコンプレックスが全てなくなった

コンプレックスは僕の中では言い訳の材料と同じだ。コンプレックスというとマイナスなものが多く、基本的に変えられないものが多い。けれども別に他人に対して言い訳だ!とマイナスな感情を抱くことはない。

上の文章に対して、自分だ、、、。と思っている人は僕の伝えたいことの本当の部分をまだ理解できていないと思う。

というのも、僕は自分自身で割り切りの良い、悪く言えば極端な性格をしていることを理解しているため、それを他人に強要することはない。もし不安になった人がいたら安心して欲しいし、僕が人に対して嫌いとおもったのは小3が最後なので安心して欲しい。

さて、話は戻って自分のコンプレックスの話だ。

僕はあまりコンプレックスがない方だと思う。しかし、外見だけはどうしても他人の評価に依存してしまうし、自分の顔が今の時代簡単に評価しやすい顔でもないので、特に学生時代は自分のルックスを自分の能力のマイナスな面として捉えることが多かったと思う。

大学生になってもビジュアルというのは大事で、それを意識せざるをいないサークルに入っているのもあるが、ずっと自分の唯一の弱点(これは客観的に見てのこと、僕は親にこの顔貰って本当に良かったと思う)だと思っていた。

ここで、話を戻すと僕が高比良くるまを知ったのはm1の時だ。

正直当日は真空ジェシカなんで決勝いけないんだ!と思っていたが、見れば見るほど令和ロマンのゲームチェンジャー感やくるまのブレイン感、ケムリの愛嬌にどんどん惹かれていった。

その時は全く思っていなかったが、後から似ていることに気づいた。

まず、今までドンピシャで自分に似ている顔を見つけたことがなくて、その時なんとなく、僕も自分の顔が似ている人というジャンルで話ができることがとてもうれしかった。僕はお笑い芸人という職業を崇拝しているため、その時点で高比良くるまについて調べた。

高比良くるまが本当に好きだ。正直な生き方も知性を感じる立ち回りも、人間的魅力を感じるし、尊敬もできる。そんな人になりたいと思っている。同じ方向で自分の魅力を伝えられる人間に。

自らを救済するのはいつだって憧れかもしれない。憧れへの道が繋がっていることが僕にとっての希望だ。この、自分の理想がまずあって、ビジュアル面という初期の値が最も大きく影響する部分が、努力の必要あれどクリアできたというのが素直に嬉しかった。

努力でなんとかなる部分として飲み込めたこと。は本当に良い体験だったし、これは裏を返せば、言い訳をする余地がないとも取れる。

もっとできたのに、と思うことは後悔という言葉を超えて自分の心に残る。僕は言い訳の余地が無い生き方をしている方が楽だし、そういうところが自分のメンタルヘルスの状態の良さにも繋がっている。

これからもなるべくもう一回繰り返してもいい人生にできるといいな。

2024.05.14.2:47




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