心理学検定キーワード第1章【原理・研究法・歴史】1.23-(認知心理学)★★
新たな心理学の時代、情報処理システムの産物
いよいよ、時代も1960年代に突入。
コンピューターが開発され始めて、情報科学という分野が生まれた時期でもあります。
そんな時代背景に伴って急激に発展した分野である
認知心理学が本日のテーマです。
現在の心理学の主流とも言えるこの心理学の成り立ちを
簡単にですが、学んできましょう。
それでは本日もまとめの方、はじめていくぅー!!
→認知心理学とは?
人の思考、記憶、言語、学習、推論、問題解決などの人間の高次認知機能を研究対象とする、心理学の一分野です(一部wikiより)
ゲシュタルト心理学やピアジェやヴィゴーツキーの認知論研究が流れにあります。
そして、行動主義や新行動主義の発展型でもあります。
もともと認知心理学が発達する前
20世紀前半はワトソンによる行動主義が主流でした。
S(刺激)-R(反応)というモデルを使って
人間の心の働きを無理くり当てはめようとしましたが
限界がありました。
単純な行動は当てはめられても、複雑な行動や学習を説明できなかったからです。
そこで、新行動主義によって
S(刺激)-O(有機体、生物)-R(反応)というモデルを使って説明しようとしました。
O(有機体)を入れる事で、S(刺激)とR(反応)の間の内的な課程を説明しようとしました。
こういった行き詰まりの中で
学習や、推論等の人間の心を働きを情報処理に当てはめてみるのはどうか?
という事で産声を上げたのが
認知心理学なのです。
認知心理学という言葉は
ナイサー(Neisser,U.)の著書である
「認知心理学」によって普及しました。
ナイサーはゲシュタルト心理学者であるケーラー(チンパンジーの洞察学習の人)の元で学び、認知を情報処理過程で捉える形で発展させました。
認知心理学の父と呼ばれています。
あ、キーワードとして重要なものの1つに
上記一連の流れの事を表すものがあります。
1960年代から1970年代にかけて爆発的に発展した
認知心理学の変化を
「認知革命」と呼びます。
ただ、注意しないといけないのが
認知革命は50年代から始まっていて
特にこの年!って言われているのが
1956年であるというのが非常に謎ですw
以上
本日は認知心理学についてまとめました。さくっと過ぎますかね。
まだまだ、説明が浅い部分もあるかもしれませんが、少しでもイメージしやすいようにこれからも頑張って行きますので
是非、好きとフォローお願い致します。
それでは、次回のまとめで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?