心理学検定キーワード第1章【原理・研究法・歴史】1.22-(発達心理学)★★
人間は死ぬまで発達する
だから、あきらめないでw
って何の話よw
いや、今回のお話は心理学の分野でも非常に重要な
発達心理学の分野です。
生まれてから死ぬまで
人間の一生を通して発達していく課程を取り扱います。
発達の分野は三章で教育と合わせて詳しくやりますので
本日は基本的な部分を抑えたらオッケー。
それでは、本日もまとめの方はじめて行くぅー!
→発達心理学の成り立ちと父の登場
発達心理学とは何か?
wikiの説明ですと
「人の加齢に伴う発達的変化を研究する心理学の一分野」とされています。
だいたいこれで解りますかね。
キーワード集では
「身体発達に伴う心の発達を科学的に解明する事を目的にする分野」です。
要は
人間が生まれて、年を重ねて行くと身体は大きくなっていきますし
それにともない身体能力が上がっていきます。
また、脳も大きくなっていき、知能も上がっていきますね。
個人的な目に見える身体の変化もありますが
社会との繋がりによって影響を受ける部分も沢山ありますね。
そんな中での人間の心の動きをみていこう!というのが
発達心理学の分野ですね。
発達心理学のスタートは19世紀末
プライヤー(Preyer,W.T.)とホールが中心となって広まっていました。
ホールと言えば
・アメリカ心理学会初代会長
・フロイトをアメリカに呼んだ人
・発達心理学の父と呼ばれる人
でしたね。
1-17(アメリカ心理学の展開)にも出てきますので
よかったら、また読んでみてください。
彼らが広めた発達心理学が本格的に発展したのは
1920年代以降とされています。
・ボールドウィンのアイオワ児童福祉研究所の開設
・ゲゼル(Gesell,A.L.)の乳幼児の行動発達研究
が先駆けといわれています。
この頃の発達心理学の対象となるのが
主に、児童の知能や言語、知覚という側面でした。
・マグロウ(McGraw,M.B)の双生児研究
・ジャーシルド(Jersild,A.T.)の情緒研究
等が1920年代以降、1950年くらいまでの主流でした。
第二次世界大戦以降に現代に通じる発達心理学の大きな流れがつくられました。
戦後、1950年代の発達心理学の特徴として
「社会性の発達」が挙げられます。
これまでの子どもの発達課程に対するアプローチから
子どもを取り巻く他者(特に親)の存在にも目が向けられるようになりました。
→発達心理学のエース登場!その名はピアジェ!
1960年代に発達心理学の中でもエース級の人物が登場します。
その名は
ピアジェ(Piaget,J.)です。
スイスの心理学者で乳児期から幼児期における認知発達の理論を構築しました。
20世紀で最も影響力のある100人の心理学者(2002年)において
第2位!とすごい人気ですねw
一大ブームとなったピアジェの認知発達理論は
発達変化を以下4段階に分類しました。
①感覚運動期
②前操作期
③具体的操作期
④形式的操作期
です。各段階における内容は第三章で詳しく!
→現代の発達心理学の考え方
現代の発達心理学は
乳幼児、児童期だけでなく
中年期や老年期にも範囲が及んでいます。
これまでは青年期以降の大きな発達変化が見られないとされていましたが
成人期以降も発達変化があるということが解ってきました。
よって、生まれてから死ぬまでの一生涯を通して発達的変化に注目する
「生涯発達心理学」の考え方が発展しつつあります。
以上
本日は発達心理学についてまとめました。あくまでもサクッっとでしたねw
この分野は第三章に取り上げられている非常に重要な分野です。
そちらで、詳細まとめていきますのでお楽しみに。
まだまだ、説明が浅い部分もあるかもしれませんが、少しでもイメージしやすいようにこれからも頑張って行きますので
是非、好きとフォローお願い致します。
それでは、次回のまとめで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?