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人生で初めて作品を展示会に出品した話

ある日XのアカウントにアートギャラリーからDMが来た。

うちのギャラリーで開催している展示会に出品しませんか?と

これも何かの縁だと思い、勢いで申し込んでみたが
これまでデジタルイラストがメインだったので

もちろん会場に飾れるようなものは何もない。

とりあえずデジタル作品をキャンバスに印刷してくれるサービスを利用し
とにかく実体のある飾れるものを用意した。

今回はメイクルというサービスを利用した。

知らなかったのだが、こういうキャンバスや色々なものに画像データを印刷してくれるサービスは思っていた以上にたくさんあり、
ぜひ今後も何かの機会に使ってみたいなと思った。


作品も無事に到着しいよいよ出展&会場設営の日。
各々の参加者が手続きを済ませて設営していく。

専用の金具にキャンバスを引っ掛けて壁に飾るのだが、
キャンバスの木枠と金具が干渉したりしてうまくいかない

パッと飾ってすぐ完了!と思っていたので
キャンバスを壁にかけるだけでも
こんなにも調整が必要なのかとはじめて知った。

たまにショッピングセンターとかでやってるような
ちょっとした個展とかも、
そのための準備にはこんな苦労があったのかと思った。

会場に用意されていた練りけしやマスキングテープを駆使し
なんとかセッティング完了。


作品名とか書いた札なんかはもちろん用意し忘れた。

今回はじめて出展してみて特に新鮮味を感じたのは
各々の作品の制作者とふれあう機会があり

そこで作品の奥の「人間」を強く感じたことだった。

普段Xなどで活動しているので
創作をやってる人たちとリアルに接触するというのははじめてで、

改めて作品の奥には作者がいて作者の思想があり
作者の人生が確実に存在するという、
至極当たり前だが普段意識してこなかったところを強烈に実感させられた。

こういった味わい深い発見があったことや
バタバタしたが、たくさんの新鮮な体験ができたので

短い期間であったが出展してみて良かったと思う。


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