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【これから島暮らしをしたいあなたへ】沖永良部島|島暮らし情報まとめ

はじめまして、旅人しながら生きてます。愛です!
2021年4月から約8ヶ月間、沖永良部島にプチ移住してました

この記事は、

これから島暮らしを始めたい人へ
島暮らしのリアルや、引越し、仕事、住まい、その他、ネット検索では出てこないようなローカル情報までをまとめた記事です✈︎

足りない情報、知りたいことなど、
なにかあれば気軽にコメントください^^
こちらの記事に、追記していきたいと思います!


沖永良部島ってどんなとこ


『人と人との心の距離が近い島』
海、スーパー、コンビニ、どこかへでかければ誰かに会うし
はじめましての人も、友達も、わけへだてなく仲良くなる傾向つよめ

「なにもない」島だからこそ
人とのつながり、人の暖かさ、何気ない日常、
波の音、星空、海に沈む夕陽、青とオレンジのグラデーション空。

そんな自然や人とのつながりを感じて
心豊かに暮らせる場所。

それが「沖永良部島」です!


どこにある島なのか

沖永良部島(通称:えらぶ)は、沖縄と奄美大島の間にあります。
お隣の島は、与論島。なので沖縄県と思われがちですが、
実は「鹿児島県」の島です。


島への行き方

島へ向かうための交通手段は、3パターンあります

①飛行機
沖永良部島への直行便はありません。
なので乗り継ぎが必要になります✈︎

■沖縄経由
東京(羽田or成田空港)→沖縄(那覇空港)→沖永良部島

<片道料金>
約¥22,000〜

■鹿児島経由
東京(羽田or成田空港)→鹿児島空港→沖永良部島

<片道料金>
約¥25,000〜

東京以外にお住まいの方、詳しい行き方を知りたい方は
⬇︎こちらからどうぞ!


②船

■沖縄(那覇港)→沖永良部島(和泊港or知名港)
約7時間/¥4,820〜

■鹿児島新港→沖永良部島(和泊港or知名港)
約18時間(船内で宿泊あり)/¥13,830〜

■船の運行会社
マルエーフェリー
マリックスライン

★おすすめの船
マリックスラインの「クイーンコーラルクロス」

2021年11月にできたばかりの船なので、めちゃめちゃキレイ!
しかも船体が大きいので、他の船よりも波揺れを感じにくい◎
(波が大荒れの場合は、揺れるとおもいます。酔い止めを!)

★船の予約は「WILLER」が便利!
マルエーフェリー、マリックスラインともに
一括検索して、船のオンラン予約ができちゃいます

▶︎船の検索はこちらから

★船移動で気を付けること
海が荒れていると「抜港」する可能性ある
(抜港=港に止まらず次の港へ行くこと)
その場合、乗船前に「抜港」もしくは「条件付き運行」のアナウンスがある


③飛行機 & 船

東京→沖縄(飛行機✈︎)
約¥6,600〜 
※LCC安い時期だと、もっとお得にいけちゃうかも

沖縄→沖永良部島(船⛴)
¥4,820〜


おすすめの行き方

「時間重視・楽ちん派」
➡︎ 飛行機オンリー!移動時間が1番短い。

「安さ重視・まったり派」
➡︎飛行機 & 船!
那覇経由・LCC使えば飛行機代は安くすむ!
船で透き通るブルーの海を眺めるのも良き!



月3万円・お試し移住できるチャンス

島暮らし体験住宅

ガッツリ移住する前に、島暮らし体験ができるんです!
和泊町の役場が運営している「島暮らし体験住宅」というもので、

☑︎住民票、移動しなくてもOK
☑︎カバン1つで入居可能
☑︎1年間、島で暮らせちゃう

と、いうようなお家です。

体験住宅は、全部で5つ。
応募者が複数名の場合、抽選です


私は運良く、抽選に当たり住むことができました。
島暮らし体験住宅のメリット・デメリットをお伝えします。


特徴

・家賃3万円
・初期費用(敷金6万円)
・ガス、電気、水道は現地で手続き
・ケーブルテレビ加入必須(1,500円/月)
・家電付き(冷蔵庫・洗濯機・エアコン・ガスコンロ・テレビ)
・Wi-Fi付き(家によってはついてないところもあるっぽい)
・庭に畑つき(家によって異なる)
・入居申し込み者が多数の場合は抽選

私が住んでたお家は、こんな感じ⬇︎



申し込み方法

下記サイトに「募集」の掲載がされるのでチェック


<申し込みに必要な書類>
・納税証明書(市役所・区役所で発行できます)
・住民票
・第1号様式和泊町定住促進住宅入居申込書

書類のダウンロードは、下記サイトからできます


※注意※
申し込み期限までに「郵送で必着」


体験レビュー

私が借りてた家は、島暮らし体験住宅1号「ういめいだ」
(写真はくらすわどまりサイトより借りました)

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お家の内装は、キレイ。
冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機・ガスコンロ・ダイニングテーブル
Wi-Fiがついてたので、家電の購入不要でした。

購入したのは、寝具・掃除機・食器・調理器具のみ。
ネット購入して、配達されるようにしました。

メリット・デメリット

島暮らし体験住宅1号「ういめいだ」についてです。
他の体験住宅は、住んでいないのわかりません。

<メリット>
●畑がついている物件で、家庭菜園できる
●家から5分で展望台、夕陽が最高
●夜になると月がキレイ
●民家が少ない&山に近いので静か
●海まで車で10分〜15分
●すぐ隣に中学校
●スーパー・コンビニまで車で10分〜15分
●徒歩3分くらいの所に野菜の直売所あり
●島の真ん中あたりにある家なので和泊町・知名町に行きやすい

<デメリット>
●家の中に、虫・ヤモリなどが出る(頻繁に)
●シロアリが飛ぶ梅雨の時期は、室内にシロアリ大量発生
 (対策してればマシですが、対策してても室内に数匹はでます)
●夏になるとゴキブリが活動しはじめる
 (1ヶ月、家を開けて帰宅したら、室内に12匹も死骸があった・・・)
●ぱっと見はキレイな内装だが、玄関・床の端っこなどスキマ空いてる
 (そりゃ虫が家中にでるわけだ笑)
●畑&敷地内、雑草が生えまくる(成長スピード早い、手入れ面倒)
●蜘蛛が、車に巣をはりがち(取っても、数時間くらいで元どおり!笑)
●ムカデ、ヤスデ、アリが、室内に進入してくる
(防虫剤をまけばOK!ただ室内の床端にある隙間からアリは入ってくる)

虫が嫌い・苦手な人は、私が住んでた体験住宅(ういめいだ)は
おすすめしません(笑)

他の体験住宅を選ぶか、
おすすめは和泊町・知名町の商店街エリアや、お店が立ち並ぶ中心地エリアがおすすめです。(虫はどこにもいるけど、山側よりは全然でません)


島での遊び


■泳ぐ&眺める
誰もいない穴場ビーチから、漁港。
どこもかしこもキレイなブルー!泳いでも楽しい!
海をながめながらコーヒー飲むのも最高♪


■釣る
港で釣りをすると、運が良ければ大物GET!
釣った魚を調理して食べると、楽しさ2倍!
釣り好きの人は、沖永良部まで釣りしに来るくらいです♪


■カメ
あちこちにいるウミガメ。
1番おすすめの場所は、フーチャ!
崖の上から、泳いでるウミガメ見放題♪

■シーグラス拾い
砂浜にいくと、キレイなシーグラスが落ちています
拾っているだけでも楽しいし、なにか作っても楽しい!


■夏の流星群(流れ星)
夜空に流れ星がたくさん!
おすすめは「タラソの風」にある芝生の上にレジャーシートを敷いて
夜空を眺めること!
波音も聞こえるし、流れ星もみれるから
最高に癒される&ワクワクする

■夕陽とグラデーション
夏はワンジョビーチ、冬は屋子母海岸から
水平線にしずんでいく夕陽を眺められる!
ぼーっと夕日が落ちるのをみながら過ごし、だんだん暗くなってくると
空がグラデーションになってくる。
雨が降った後すぐの夕陽は、空が鮮やかな紫色になる可能性あり!


夕陽スポットたくさんあります!
私のお気に入りは、地元の人しかしらないココ⬇︎


島は個人や家族でやってるご飯屋さんがほとんど!
私は和泊町に住んでいたので、知名町のことはあまり知りませんが
ざっくりと、どんなお店があるか分けると

和泊町
定食屋さんをはじめとする飲食店
地元の人があつまる飲みどころがある

知名町
島外から来た人がリゾートバイトするスナック
スナック行きたい男性たちが通うお店がある

てな感じです。

和泊・知名、どちらも良い所ですが
私個人的には、和泊町に住んでよかったな!って思います。

★オススメ店

えらぶに来たら、絶対行った方がいいオススメ!

■西郷食堂「海老汁定食」
伊勢海老ドーンッ!!!
お刺身、揚げ出し豆腐がついた定食。
このボリュームなのに数千円で食べられるとか最高すぎる✨

この海老汁飲んだら、まじで美味しすぎて幸せあふれます。
食べに行く時は、必ず電話予約するのがおすすめです!
人気なので、席埋まってたりするとお店に入れません。

▼場所
〒891-9115
鹿児島県大島郡和泊町大字伊延1169−2

▼TEL
0997921103


■道楽
お昼はカフェ(不定期オープン)
夜は食べ飲み所!
地元の人が集まるお店で、JOYさんがつくる料理はどれも美味しい!
島に住んでたとき、週5の勢いで夜ご飯食べにいってました(笑)
いろんな人たちとの出会いがあるから、それも楽しいし
カラオケしながらみんなで楽しい時を過ごせる空間。
壁にはってある絵画は、お店のオーナーが趣味で書いたもの。

▼場所
〒891-9112 鹿児島県大島郡和泊町和泊(いしご公園近く、アバシ庵の裏)

Instagram&公式LINE
インスタグラムのプロフィールに、公式LINEともだち追加URLあります
連絡はLINEからしてみてくださいね〜

おすすめは、オム焼きそば飯!
卵とろとろで、めっちゃ美味しいです✨


■カレーハウスAkuru
ここのカレーは、マジで美味しい!
店内はエキゾチックな感じで、ちょっと海外っぽい雰囲気。
カレーも美味しいし、ハンバーガーも美味しい!

▼場所
〒891-9112 鹿児島県大島郡和泊町和泊83−6

▼TEL
0997920045


まだまだ紹介したいお店いっぱいあるので
別記事にまとめます!


島暮らしのリアル

島賃貸物件が少ない

島内は賃貸物件がめちゃめちゃ少ない!笑
一応、いくつかあったりはするんだけど「ここは住みたく無いなぁ」とか「もっと、こんな感じのところがいいな」と、なりがち。

数が少ないから、選べる選択肢が少なすぎるのが現状です。
基本的に、島での物件探しは「ひとづて」です

不動産屋さんもありますが、掲示板に賃貸の空き情報を載せているようなアナログな感じなので、不動産屋の事務所まで足を運びます。


★今後「単身向けの住宅」が建つ予定!
知り合いの社長さんが進めているプロジェクトで、単身用の住宅を建てています。

★島移住したい方へ
物件探しに困ったら、気軽に連絡ください。
島内にいろんな方のツテがありますので、何かお力になれるかもです!

ご連絡は、InstagramDMか、ここにコメントください。


梅雨の時期、湿気がヤバイ

梅雨の時期は、室内の湿気が多くなる
エアコンつけっぱなし、除湿し続けてる感じで生活します
それでも湿気がありすぎて、カビが発生しやすかったりするので
梅雨時期は、カビがはえないようにお掃除必須です

生物との共存

ヤモリが室内に出るのは当たり前(笑)
手のひらサイズのクモ、シロアリ、ゴキブリ、ムカデ、ヤスデなど
いろいろ出る、いる。
梅雨時期は、かならずシロアリが大量に空を飛ぶので、注意が必要。
雨上がり、晴れた日などに飛びます。室内の電気に反応して集まってくるので、対策としては電気を消すかLED電球使うといいです。
また黒虫という小ちゃい虫も、電気に灯に引き寄せられてきます。
室内で1匹みつけたら、そっこう電気を消すことで、寄せ付けません。

7月〜9月は台風

台風が接近すると、食材がすぐ売り切れになります
特に、卵・牛乳などはすぐになくなるので、台風情報をキャッチしたら
そっこうスーパーに買いにいくことをオススメします
島のスーバーにならぶ食材は、船で輸送されてきます。
(空輸はありません)
なので台風の影響で、フェリーが港にこられなくなると、物資の供給が止まります。最長、1週間くらい食材・日用品などが届かないこともあるので、台風情報をキャッチしたら、島民が買い溜めにはしります。
レトルト食材や、カップ麺などをストックしとくと安心です。

島での仕事と生活

生活日用品はそろう

●スーパー(和泊・知名に、Aコープある)
●コンビニ(24時間OPEN)
●ホームセンター(ニシムタ)
●ドラッグストア(マツキヨとドラモリ)

物価

全体的に、ちょっと割高。
船での輸送コストがプラスされている感じです。
特に、野菜は高い。レタスが時期によっては1玉350円くらい
もやしも50円と、高い感覚。

家賃相場

ワンルーム 3万円〜
一軒家賃貸 4〜5万円〜

仕事はかけもちが普通

正社員でも手取り15万以下。アルバイトは時給800円くらいが相場。
役場に勤めている人でも、兼業で実家の農業も手伝ってたりする。
島外から来た人たちは、事業立ち上げてたりする。
ただ、仕事といっても都会のようにキチキチした感じや、ストレスまみれって感じではなく、のほほんとした感じ。
えらぶの人働き者が多いです。

起業・副業チャンス大

都会で、強者だらけの中、起業・副業するよりも
今持っているスキルを使って、お仕事をすることがしやすい環境だと思います(あくまで私個人の感覚)
島には、島外や海外から移住してきて、個人事業をしている人も多くいますし、人で不足な分野や、情報・スキル不足なところも多いので、仕事になりそうなことは多いかと思います。ただ、都心の感覚で料金設定をすると、島の人からすると高いと感じられてしまうため、料金設定と仕事内容のバランスを考える必要があります。

個人的な体験談をいうと、私の場合。
元々、コンサル営業の経歴が長く、ビジネスコンサルやコーチングなどの経歴もあったため、島ではホテル・飲食店さんの業務効率化や、HPリニューアルのお手伝いをしました。
現状をヒアリングして、なにをして、その先のゴールまで一緒に共有した上で、本当に必要なことを提案し、見積もり内容と金額で、どこまで請け負うかを話し合って決めてました。


島の移動手段

基本的に、車。
バスやタクシーもありますが、島民はほとんど使っていません。
観光で遊びに来る場合は、レンタカーもしくはレンタルバイク(原付)を借りて移動する方がほとんどです。

島生活の必須アイテム

■車orバイク
自分で車を持ってくるか、中古車を購入。
島で新車は乗らない方がいいです。潮風にさらされるので、いたみます。
乗り潰すくらいの勢いで、使うくらいが丁度いいので、中古車で十分です。
レンタカーのマンスリーレンタルもありますが、1ヶ月約5万円〜と高めです。

車の購入、輸送に関しては、別の記事にまとめます。


■アプリ「Windy」
波・風の情報をゲットできるアプリです
シュノーケルをする方は、このアプリをみて今日泳いでも大丈夫か判断しますし、台風情報も風の強さや、台風の目のような渦をみて判断します。



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