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1,200人をフォローしていたTwitterアカウントを削除した話

1週間くらい前、Twitterアカウントを整理した。
カテゴリーごとに5つくらいアカウントがあったけど、全部消した。

消した理由は、

・Twitterを見てると自分の本当の気持ちを見失う
・家事、育児に影響が出るほどTwitter漬け

の、ふたつ。

メインで使っていたアカウントは1,200人をフォローしていた(フォロー数。念のため)。
リアルの知り合いはおらず、ネットでの知り合いもおらず、ネットで拾ってきた画像をアイコンにして、少しでも心に引っかかったツイートには迷わず「いいね」と「リツイート」。
好きな漫画の二次創作、育児、ハンドメイド、イラスト、小説、政治家だろうがどっかの社長だろうが面白ければなんでもすぐにフォローフォローフォロー…の超気楽なアカウント。気づいたら3年くらいでフォローが1,200人。
Twitter特有の大喜利みたいな雰囲気が好きだったし、それだけフォローしていると、その日の注目ツイートが初期の段階で必ずタイムラインに出てきていて、他の人より早くそのツイートに辿り着いたっていう、ちょっとした優越感?みたいなものもあった。

Twitterは、

「猫ってほんと可愛い!」ってツイートすると、
「ほんと!猫って最高ですよね!」ってコメントと、
「じゃあ犬は可愛くないってことですか?」ってコメントがつく世界だった。
(第三の勢力としては「まったくツイートの本質を理解していない勢」も居た)

私は「物事の裏側を捉える」っていうのが苦手なので、表から見た意見だけじゃなくて、裏側から見た人の意見を読んでは、最初は「そういう考え方もあるのか」「勉強になるな」と思っていたけれど、最近のTwitterは加速度的に批判的になっている気がしていた。

自分が「わあ!うれしい!」と思うニュースが入ってきても、Twitterには必ず批判する人がいて、自分の気持ちがシュンとする。
「うれしい!」と思ったはずなのに自分の気持ちがよくわからなくなる。
うれしいと思ったことを人に話すことが、物事を表面しか見ておらず考えが浅い人のようで恥ずかしくてできなくなる。

あとは、iPhoneのアップデートで「スクリーンタイム」(何をどのくらい見ているか)が表示されるようになって、「SNS(8時間)」と表示されたこと。
24時間のうち、8時間Twitter見てるって。
私、3歳のこどもが居るんですけど…。
自分にドン引きした。

3年間育てたアカウントを消すのはすごく迷った。
災害時の知識とか、すごく役に立つ情報もあったし。
なにより1,200人をフォローして、私のタイムラインは最高に楽しいエンターテインメントになっていたから。

でもその反面、ネガティブなツイートに気持ちを引きずられるし、こどもそっちのけでTwitter見てるし、何度も「新しいツイート」ボタンを押して、延々とタイムラインを見ている自分が嫌になった。
要は、適正な用量・用法を守れなくなっていた。
Twitter依存だったと思う。

そして、1週間悩んで消した。
すごくすっきりした。

いま、ふとスマホを手に取ってもあのアカウントがない。
いくつかアプリを起動しても、そんなにすることがない。
「もったいないことしたかな…」と後悔するときもある。

でも、

スマホを置いて、こどもに話しかける。
料理を一品増やす。
そんな感じになってきた。

この日記を書いているときに「デジタルデトックス」という言葉を知った。
なるほどなぁと思う。

私の友人は新生児育児で死にかけていたとき、Twitterに救われた。
災害時に、助けられた人もたくさんいると思う。
大事なコミュニケーションツールとして、活躍している。
だから、Twitterを批判しているわけではない。
私だって大好きだった。でも、私には合わなかった(合いすぎて依存した)ってだけの話。

どこにも言えなくて書けなくて悶々としていた思いを書けて嬉しい。
これが新たな一歩になったらいい。

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