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2023.4.25 こどもの「不機嫌」とのつきあいかた

(語弊を恐れずに言えば)私の気に食わないことをした時は、ちょっと語気を強めて「…〇ちゃん………」とすごめば、それに気づいて「ごめんなさい」とその行動を控える子だった。
そしてその延長で、いつも私の顔色を窺っていた。

いま、小学生になり、彼はだんだんと「不機嫌」や「怒り」を発露するようになってきた。
いいことだと思える。私の顔色を窺わずに、自分の気持ちを外に出せる。大事だ。いろんな本にも書いてあるし、それが大事だなんてこと、私にだってわかる。

けど、それを受け止められるかは別問題。
怒りを真正面からぶつけられて(じっと睨んで黙るタイプ)、いい意味でのスルーができるほど人間ができていない私は、
毎回怒りで返してしまう。
15分もすれば彼はケロッとして、普通に話しかけてくる。
でも私はまだ、彼と話す気にはなれていない。「ほっといてほしい」と言ってしまう(無視するよりはいいのでは…とハードルを下げている)。

世の中にあふれる(あふれているとされる)「毒親」、
本人たちはきっと本当に「良かれと思って」やっているのだろう。
本や漫画で読むたびに、うわ~…これはかわいそう…なんて思うのに、
自分が親として当事者になったとたんにわからなくなる。
私のしていることは、子供にとって「毒」なのでは?
私の未熟さが、彼のまっすぐな成長に著しい害を与えているのでは?

でも、彼の怒りを正しく受け止められない。
今は小学校低学年で、この程度で済んでいるけれど、これからもっと大きくなったら、私は彼を愛し続けられるのか?
そもそも彼をいま、本当に愛しているのか?

答えは出ない。もがくだけで。
いつかの自分が読み返して「そんなこともあったなぁ」と懐かしがれますように。

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