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くりきんとんがゆく vol.12「日本が誇る小さな大企業 〜SmallGiants〜 HILL TOP 山本昌作 さんに聞く」

「くりきんとんがゆく」は、毎月第一金曜日、FM川口が午後7時からお送りしているラジオ番組「メタリックフライデー」で、DJおやっさんが担当するコーナーです。ここには、そこでお話した内容を記録していきます。

2022年9月2日放送分より。。。

きょうのBGMは「Groovin'/The Gaylettes(ゲイレッツ)」オリジナルは、1960年代後半に大人気だったアメリカのグループ、ヤング・ラスカルズで「Groovin'」は1967年のヒット曲。山下達郎が1991年のアルバム『ARTISAN』(アルチザン)でカバーしていて、TOKYO FM番組のエンディングテーマになっている。

The Gaylettes(ゲイレッツ)は、ジャマイカで1967年頃から活躍の3人組の女性コーラスグループ。メンバーのジュディ・モワットは後にボブ・マーリィのバックコーラス、I-THREESのメンバー。

スペシャルなお客様~HILLTOP株式会社の山本昌作さん

今回のくりきんとんがゆくでは、先日、8/31に栗原精機にスペシャルなお客様にお越しいただいたので、そのときの様子を、ぜひ、お聞きいただきたいと思います。

お客様は、フォーブスジャパンの「SMALL GIANTS AWARD 2019」グランプリ受賞という、言うなれば、日本一の中小企業でもある、HILLTOP株式会社の山本昌作さん。それを受けてあとのフリートークの時間も含めて、カルロスとも日本の製造業の未来をどう切り開いていくのかってお話ができればと思ってます。

まずは、HILLTOP山本さんのご紹介なんですが、アルミの削り出し加工を得意とする試作品メーカーなのですが、アメリカにも進出していて、NASAやディズニーをも含む全世界3千社が取引先なのだとか。京都の宇治市にある本社工場は、全自動システムで製品が無人で出来上がっていく、まさに未来的な夢工場。

4年ほど前、山本さんの講演会に行ったのが初対面でした(カルロスも参加していた)同じ金属切削加工の工場ではあるのですが、技術力、システム、経営すべてが最先端を突っ走っているという印象でした。

インタビュー① 栗原精機を訪れてみて

そんなすごい会社の経営者である山本さんが、なぜ、埼玉川口の栗原精機に来てくれたのか、栗原精機を見てどう思ったのか、質問してみたので、さっそく聞いてください。

インタビュー② 事業承継について

山本さんは、この7月までは副社長というお立場で会社をけん引されてきて、新社長三代目の息子さんに経営を任せて相談役に。自由な時間ができたら、まず最初にって思って、栗原精機に来てくれたというんですから、こんな光栄なことはないですね。そんなタイミングでもあったので、事業承継についてもお聞きしてみました。

インタビュー③ 次世代に向けてのメッセージ

最後に、番組を聞いてくださっているリスナーの皆さんは、私たちと同じように製造業、町工場を営んでいる人がたくさんいて、さらに、アトツギとして次世代を担う若い人たちも多いので、そんな皆さんに向けて、山本さんからエールというかメッセージをいただきました。

子どものころの夢は「お茶の水博士になる」

山本さんご自身はご両親が起こした「山本精工株式会社」に入って、来る日も来る日も大手自動車メーカーの下請け仕事ばかりで、ここから脱却しなくちゃと思ったというんですね。山本さんは会社を継いだ後、一切の下請け業務をやめることを決断して、加工作業をプログラムで自動制御できる「HILLTOPSYSTEM」という独自の生産システムを作って会社をガラッと
変身させたんです。もちろん大変な苦労はあったと思うんですけど。

子どものころの夢は「お茶の水博士になる」だったとかで、それをある意味、実現しちゃってるがすごいですよね。

いろんなお話を伺って、たくさんの勇気と希望をもらいました。なので、自分もこれからの日本の製造業ものづくりの世界で活躍してくれるであろう若い人たちに、夢を与えられるような存在に少しでもなれたらって思いましたね。

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