腰痛_フリー

理学療法士が伝える         ~正しい姿勢の知識~

みなさん、こんにちわ!理学療法士の栗原です。

今回は、正しい姿勢の知識についてまとめたいと思います。

正しい姿勢と言われると、皆さんはどのようなイメージをしますか。

私は、子供のころ親や学校の先生から背筋を伸ばす!胸を張る!と言われてきました。

しかし、この声掛けでは、曖昧です。

大半の人は腰を反りすぎてしまったり、悪い姿勢になっている方が多い印象です。

そうなると、悪い姿勢を繰り返す→腰痛などの原因となってしまう可能性があります。

そこで今回は姿勢について、書いていきたいと思います。

目次
・良い姿勢とは
・座っている、立っている姿勢のタイプ

良い姿勢とは?

Kendallさんがこのように定義しています。

ストレス・緊張が最小限であり、最も効率の良い姿勢

みなさんこれでおわかりでしょうか。。。。。

。。。。。 なにもわかりませんね。

図で見るとざっくりこんな感じです。

姿勢 骨モデル

横から見て 頭ー体幹ー大腿骨ーくるぶしが一直線になるように     後ろからみて 頭ー背骨ーお尻が一直線になるように

立っている姿勢は、これが理想です。実際見るとこんな感じです。

良肢位

私のおすすめは、肩の力を抜いて立つ・頭が上に引っ張られているイメージをすることです。      そうすることで無駄な力が抜けて真っ直ぐ立てると思います。

背筋を伸ばす・胸を張るというとこんな感じになってしまう人が多いです。

不良姿勢

顎が上がる
肩甲骨を寄せすぎる
腰が反りすぎる
骨盤が前に出る
など不良姿勢になってします。

このようになってしまいます。これでは正しい・良い姿勢とは言えません。

また、最近ではデスクワークや携帯の普及で背中が丸まっている人を多く見かけます。

この職業についてから人の姿勢をよく見てしまうことがあります。    変態ではありません。。。(笑)

これも正しいとは言えません。

この姿勢はスウェーバックと言われています。

スウェーバック

顎が上がる
肩が丸まっている
背中が丸まっている
腰は反っているか丸まっている
骨盤が前に出て、丸まっている

実際に見るとこんな感じです。

スウェーバック 腰椎後弯

スウェーバック 腰椎前腕

腰が反ってしまったり、背中が丸まっていると腰・肩に負担がかかり腰痛が生じるリスクがあります。

このような姿勢を長時間とり続けることで、今は腰痛がなくてもいつか生じてしまう危険性があります。

今回の記事で是非普段の生活でも姿勢を心かけるようになれば幸いです。

今回の記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。






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