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双極性障害についての雑記

改めて書くことではないかもしれないが、わたしは双極性障害であり、今はうつ状態がひどくなったので休職している。最近はそんなに上がることもなく、主治医いわく「躁鬱なのか鬱なのか微妙なところ」ということなので、休職の際の診断書には「うつ病」と書かれた。なんでも、うつ病は一般社会で理解が進んできており、「双極性障害」と診断書に書くよりかは対外的には良いとのことで、復職のことを考えてうつ病と診断書に書いたそうだ。

ほんと双極性障害は理解され難いね。いちおう自分の病気のことを知ろうと思って双極性障害に関する本をたくさん読んだけど、大体の本に「周りの人は患者が躁状態のときよりも、うつ状態のときのほうが落ち着いていて楽」と書かれていた。なんだかなーって感じです。

個人的には躁状態というのは、仕事も遊びもバリバリこなせるし、連続オールも余裕だし、すごくエネルギッシュで活動的で気持ちいいんですよ。でもうつ状態ってその逆ですごくつらい。特につらいなとおもうのは躁状態の自分も知っているから、動けない自分が情けなくなってくるし、もっとできるはずなのにというフラストレーションも溜まってくる。だから、迷惑をかけない程度にハイになりたいけど、治療目標は低空飛行で安定だからつらい。

薬で抑え込まれている感情の起伏。本来の自分を抑え込まれている感じがしてとても不自然だと思う。きっと昔は治療法や薬の開発とかも今ほど進んでいないだろうから、ある程度患者さんも自然体で過ごせたんじゃないかなって思う。そのなかで適する働き方や生き方をしていたんじゃないかなって思う。例えば芸術方面で活躍したりなど。でも、現代は楽になる=社会に適合するという考えで治療が行われているのかなと感じるときがある。薬で抑え込んで、いかに社会生活がうまく送れるか。もちろんそれも否定しないが、いわゆる躁鬱でない大多数の人たちのシステムに合わせている事自体が、ストレスの原因なんじゃないかと。

休職して働き方とかを考えたときに理想的だなと思ったのは、躁状態のときにバリバリ仕事をこなして、その後、休む。つまり、動けるときに動いて、動けないときに休むという働き方である。でもそんなの無理だよね。。休職届を当初1ヶ月で出していたので、1ヶ月が経った頃に会社から電話がかかってきたんだけど、話してるニュアンスとしては、もう休職しないようにしっかり休んでその後はバリバリ働いてください、という感じだった。わたしの理想の働き方と違かった。でも大多数の会社はこういう感じなんだろうなと思った。

社会に適合するのを優先するのか、自然体な自分で生きるのを優先するのか。たぶん前者の中で後者の可能性を見つけ出していくしかないんだよな、いまは。

絵でも音楽でもいいし、パズルや数独でもいいし、囲碁や将棋でもいいし、なんでもいいから自分が自然体になれるものを見つけたい。そう思います。DJは楽しいけど、自然体の自分なのかわからなくなってきた。

話が少し戻って、うつのときは周りが楽だというけど、うつのときこそ支えてほしい。寄り添ってほしい。また(気分が)落ちたのかよ、なんて思わないでいてほしい。というのが理想だけど、他の人がどう感じるかはコントロールできないよね。

よく、双極性障害は感情の波があって、それをコントロールできるようになるのが治療の目標とされているけど、ほんとにコントロールする必要ってあるのかなと思う時がある。海を見ていると、たまに大波がきたと思ったら、次の瞬間には小波に戻っていたり。潮が引いたと思ったら満ちてきたり。自然とバランスが取れてるなと思う。人間にもそういう本能的にバランスをとる力ってあるんじゃないかなって思う時がある。

なんだかつらつらと書きすぎて、収束できなそうなので、このへんでやめておきます。最後に、、今飲んでいる薬を書いて終わります。
ラミクタール、エビリファイ、レキサルティ。


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