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「民藝MINGEI」展@世田谷美術館
わたしの今年のテーマは柳宗悦と手仕事と美。
今月で終わってしまう民藝展にようやく行くことができました。
只被ふ為なら美しさ等どうでもいい。
だが美しさは着たい気持をそゝる。
だから美しさが着物をもっと着物らしくする。
直観で見る
心で見る
![](https://assets.st-note.com/img/1718676195994-Bx7tkwSRBs.jpg?width=800)
あッ、好きかも。
なぜか魅かれる。
説明のつかない曖昧なそれだけで
もしも作品の奥にある
私たち人類が共有するであろう美と光に触れることが
かなうのだとしたら
![](https://assets.st-note.com/img/1718676411360-LU7PQA4Kfi.jpg?width=800)
私は
このふわふわとした不思議な気持ちを確かめに
辿り着くべきまだ見ぬ世界への扉を探しに
何度でも
民藝の先人たちに会いに行きたい
と思うのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1718677137761-CVd8wTEXCU.jpg?width=800)
柳が説いた生活のなかの美、民藝とは何か
民藝運動の経過と今そしてこれからを展望する民藝MINGEI展では
「衣・食・住」をテーマに民藝の作品を鑑賞することができました。
一番印象的だったのは、1941年に実際に柳宗悦が手がけた「生活展」を再現したコーナーです。
暮らしの中にどのように民藝を取り込み楽しむか
こういうモデルルームのような展示方法は当時とても珍しく画期的だったようです。
生活から切り離された作品だけを鑑賞しては
美術品の鑑賞と何ら変わりがなくなってしまいます。
民藝展に展示されたどの作品も
自分だったどんな場所に置きたいかな?
どんな時に使いたいかな?
あの人にプレゼントしたいな!
そんな風に「自分ごと」として鑑賞できたらもっと楽しそうです。
【INFO】
民藝 MINGEI
世田谷美術館
2024年6月30日まで開催
10時~18時
月曜日休館
一般1700円
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/en/
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