【実体験・銀座の超一流バーの下っ端の日常】休日編
前回は、休日もゆっくりできないと言いましたが、なぜゆっくりできないかを今日は話していきます。
結論から言うとやることがいろいろあるからなんですね。
そのいろいろを軽くまとめていきます。
①カクテル大会の練習
②カクテル大会の補助員
③パーティなどの手伝い
④常連さんとの付き合い
⑤お酒メーカー主催のセミナーなどに参加
こんな感じですね。
どこに行ってもバーテンダーのおえらいさん方がいるので気を張っていました。
①カクテル大会の練習
バーテンダーの大会があるのはご存知ですか?
シェーカーを投げたりくるくる回しながらパフォーマンス的に作るのはご存知かもしれないです。
しかし老舗や名店と呼ばれるバーのバーテンダーは基本そんなのはしません。
バーって基本的にはゆっくりリラックスするところですから。
それとは種類が全く違うバーテンダーの大会があるんです。
さっき言ったシェーカーを投げたりするのとは違い、非常に落ち着いており、カクテルを作る所作、色、飾り付け、ネーミングなどさまざまな要素で順位を決定します。
この大会に出るために練習しないといけないんです。
一般の方も見学できるので常連さんとかが応援しに来てくれるんですが、そのプレッシャーもあり休日もお店に出て練習とかしてました。
ちなみにトップ画像はぼくが初めて大会に出たときに作った下手くそなカクテルです^^;
②カクテル大会の補助員
これがまためっちゃ大変なんですよ。
もちろんボランティア(無給)です。
補助員+その後の付き合いとかも入れたら12時間拘束は当たり前でしたね^^;
せめて日当は出てほしかったです。ただでさえ簿給なので・・・。
③パーティなどの手伝い
バーテンダーの世界には協会団体が存在します。
バーのマスターがその団体の偉い方とかだと、いろんなお手伝いさんとして参加しないといけないので大変です。
ほぼお店で仕事しているのと変わりません。
というかむしろお店のほうが慣れていることがあり、楽だったかもです。
とにかく気疲れがやばかった
④常連さんとの付き合い
僕自身はあんまりなかったですが、マスターやチーフはいろいろあったみたいなので大変そうだな〜(めっちゃ客観視)と思ってました。
⑤お酒メーカー主催のセミナーなど
これは勉強になるのでありがたいことなのですが、バーテンダーがおすすめすることでお酒の宣伝にもなるので、色んなメーカーがセミナーの案内を送ってきたり、営業してきたりするんです。
僕の感覚では銀座のバーテンダーによる宣伝効果ってけっこう大きかったのかなーと感じています。
だからいいホテルの会場とか用意して、お金かけたセミナーをバンバンやっていたんじゃないかと思います。
まあ参加しなければいいだけなんですが、お店としても付き合いとかがあるわけだし、参加しないとチーフとかマスターに怒られるしってことで参加していました。
とまあこんな感じで休日1日ゆっくりできる日はほぼなかったですね。
年間で一週間ぐらいかな〜って感覚です。(それは言いすぎかな)
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
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