お茶を習い始めたこと

私の中に憧れ、というものはたくさんあります。
やってみたいこと、見てみたいこと、習いたいこと。
その全てをやりたいけれど、なかなか出来ないまま過ぎていってしまう。

そんな中で、機会に恵まれて昨年の12月から月に数回の頻度ではありますがお茶を習い始めました。

ずっとずっとやりたかった。やりたいな、やりたいな、と思っていてからのこの機会を逃してしまっては勿体なさすぎる。そんなわけで、多少背伸びして頑張ってでもやる事を決めました。


「続くの?」「ほんとに?」「大丈夫?」
お友達にはそんなふうに言われてしまいましたけども。

私にとって、惹かれるものはたくさんあります。好きなものともいう。
料理、お菓子、お茶、など食べることが基本的に1番の興味関心。
次に本や絵本、自分の惹かれるきらきらしたもの。

そして、それとは別に心のどこかに、茶道と着物が住んでいました。
どちらかというと和の物と言ったら良いでしょうか。
だからそのどちらもが共存するお茶の世界というものに、無性に憧れていて。
火鉢の音、棗、季節によって変わる飾り物の数々。お茶碗の色形、お軸やお花。まだまだ初めたばかりの私には奥の深い世界です。そのどれもが新鮮でありながら、しっくりと馴染むように身に染みる。
お稽古で教えていただくお作法が少しずつ身につくのが嬉しい。そんなふうに、習い始めて3ヶ月が経ちました。

なんでこんなに好きなのか未だによく分かってないのですけども。
してみたいな、習いたいなと。ずっとずっと思っていて、短大生の時に念願叶ってサークルに参加出来たのが嬉しくて。
けれど不定休な仕事に就いたのもあって、一時しか出来なかったことが心残りでした。
有難いことに短大生の時に教えて頂いた先生の下でお稽古をさせて頂く機会に恵まれました。
今だったのかなあ、というのはよく分かりませんが、27歳になる年齢で少しばかり本腰をいれて好きなものに浸かってみたいなと思ったかもしれません。

まだまだ未熟で、お作法も不安が混じるのですが、それでも楽しい。

せっかくなら自分で着物も着られるようになりたいですし、コーディネートもしてみたい。
ただ一から仕立てるのはものすごく勇気がいりますので、まずは母のを借りながら色々と情報を集めたいなと。

そんなわけで、今年も1年頑張りたいと思います。
やりたいことがいっぱいだなあ。そのうちのどれくらいを叶えられるか、挑戦の一年でもあります。

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